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特別支援教育

科目
特別支援教育
区分
教育学科科目群
授業コード
56244
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 木/56
単位数
2単位
担当者名
阿久澤 栄
授業の概要
現在、学校(特に小学校の通常の学級)で最も指導が難しい子供たちといわれるLDやADHD、高機能自閉症、アスペルガー症候群などのいわゆる「軽度発達障害児」のそれぞれの障害特性を理解する。さらに、その子どもに対する指導法にくわえ、そうした子供の在籍する学級での学級運営や保護者との協力などについても考えていきたい。
到達目標
軽度発達障害児のそれぞれの障害特性を理解し、その指導法や学級運営、学校外のリソース活用の方法などを知る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
特別支援教育とは~講義のオリエンテーションも兼ねて 特別支援教育について概観するとともに、本講義「特別支援教育」の講義内容や計画について確認する。本講義の全体像を示すので全員出席を。
第2回目
軽度発達障害とは~自閉症スペクトラムの考え方 軽度発達障害とまとめられる障害について、主に自閉症スペクトラムの視点から概説する。特になし
第3回目
軽度発達障害を考える前に~自閉症を考える 自閉症スペクトラムの観点から、まず自閉症について理解する。自閉症について調べる(具体的なことは講義で指示する)
第4回目
高機能自閉症 高機能自閉症についてその障害特性等を知る。高機能自閉症について調べる(具体的なことは講義で指示する)
第5回目
アスペルガー症候群1 アスペルガー症候群についてその障害特性を知る。アスペルガー症候群について調べる(具体的なことは講義で指示する)
第6回目
アスペルガー症候群2 アスペルガー症候群の子どもへの指導を考える。特になし
第7回目
LD(学習障害)1 LDについてその障害特性を知る。LDについて調べる(具体的なことは講義で指示する)
第8回目
LD(学習障害)2LDの子どもへの指導を考える。特になし
第9回目
ADHD(注意欠陥多動性障害)1ADHDについてその障害特性を知る。ADHDについて調べる(具体的なことは講義で指示する)
第10回目
ADHD(注意欠陥多動性障害)2ADHDの子どもへの指導を考える。特になし
第11回目
軽度発達障害児の在籍する学級における学級作り軽度発達障害児に在籍する学級における周囲の子どもへの配慮など学級作りを考える。軽度発達障害児の在籍する学級の課題を調べる(具体的なことは講義で指示する)
第12回目
軽度発達障害児への支援~学校でのチーム指導軽度発達障害児や在籍する学級での指導は担任一人では難しい。構内での支援チームのあり方を考える。特になし
第13回目
軽度発達障害児への支援~校外のリソースの活用軽度発達障害児や在籍する学級の指導を成功させるには校外の様々な資源の活用が必要。その方法等を考える。校外の諸資源について調べる(具体的なことは講義で指示する)
第14回目
講義のまとめ軽度発達障害児を理解することは、周囲の子どもたちの正確な理解にも通ずることを知り、全体をまとめる。特になし
第15回目
まとめ試験を実施する。

教科書
未定(配布資料により講義することもある)
参考文献
調査項目にあわせ、講義で随時紹介する。
成績評価方法
授業への参加度、態度ならびに事前調査60%、試験40%
そのほか受講者への指示/メッセージ
現在、多くの学校の教員が軽度発達障害の子どもたちの指導に困惑し、大いに悩んでいます。基本的な児童生徒理解の視点からも主体的な授業参加を期待しています。

更新日:02/12/2007
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