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保育内容総論

科目
保育内容総論
区分
教育学科科目群
授業コード
16059
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
河合 光利
授業の概要
幼稚園教育要領に示された「5領域」にわたる保育内容の基本的、総合的な理解をもとに、幼児理解をはじめとした指導計画の作成、保育者の役割、教材選択の方法、クラス運営等、より実践的な保育場面を想定しながら保育の全体像の構築を目指す。
到達目標
領域」の基本的な捉え方を踏まえ、保育の構造的な理解を目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
保育の独自性 「保育」という言葉に含まれた意味について考える。保育という言葉がもつ意味について、テキストを読んでおく。
第2回目
幼児の発達の諸側面 幼児はどのような発達をするのか、また、発達の姿から見えてくるものは何かを考える。テキストP.96-111「幼児の発達」について読んでおく。
第3回目
領域の考え方 保育の基本となる「領域」とは何かについて、また、「領域」のもつ関係性について学ぶ。幼稚園教育要領及び保育所保育指針における該当箇所を熟読のこと。
第4回目
幼稚園と保育所 幼稚園と保育所では何が同じで何が違うのか。2つの保育施設の制度から内容までの差異を概観する。幼稚園、保育所の違いとは何かについて調べておく。
第5回目
保育の思想 保育を実践する上で必要な子どもの観かたからその実践まで、幼児教育の歴史をふり返る。幼児教育の思想を形作った歴史的人物の時代背景及びその思想の特徴を調べておく。
第6回目
保育活動の基本 幼稚園教育要領、保育所保育指針の基本的事項を考える。幼稚園教育要領、保育所保育指針を熟読のこと。
第7回目
保育者の役割 子どもの観かた、捉え方について、いくつかの考え方を知るとともにどのような援助を行うべきかを考える。保育者としてどのように子どもを観たらよいか、また、どのような援助を行ったらよいかを想定しておく。
第8回目
教材選択の重要性保育活動を展開する上で、教材の持つ意味は大きい。どのような教材を選択すべきか、その選択方法について考える。幼稚園、保育所で扱われる教材について、どのような効能があるかを考えておく。
第9回目
保育形態と運営一斉、自由、縦割り等の保育形態のあり方について考える。また、クラスの運営には何が必要かを考えてみる。テキストP.143-144.を読んでくる。
第10回目
保育計画・指導計画保育の展開に必要な保育計画及び指導計画について知るとともに、各グループ単位で実際の保育場面を想定した指導計画の立案を行う。幼稚園、保育所の一日の流れを想定し、保育者としてどのような保育を計画するか考えておく。
第11回目
保育計画の検討前回の授業で計画した指導計画について、各グループによる検討を行う。グループ単位で立案した計画
のよい点、悪い点を把握しておく。
第12回目
保育の評価保育を評価する際の基準について考える。計画された保育の中で、何処を評価すべきか、ポイントとなる箇所を考えてくる。
第13回目
保育の今日的課題社会、親、子ども、それぞれの視点から、保育上、問題となっている事例を取り挙げながら検討を行う。新聞、雑誌、書籍等からトピックとなるものを一つ以上、持ってくる。
第14回目
まとめ保育を行う上で、どのような組み立てが必要かを総括する。これまでの授業内容を整理してくる。
第15回目

教科書
小田豊監修.上野恭裕.米谷光弘編著「幼児教育法保育内容総論」三晃書房
参考文献
必要に応じて、授業内で提示する。
成績評価方法
出席20%、レポート20%、定期試験60
そのほか受講者への指示/メッセージ
毎回の授業においては、必ず予習として指定教科書の該当箇所を熟読すること。また、授業終了後には参考文献をもとにした復習を行うこと。

更新日:
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