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教育学演習II

科目
教育学演習II
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
56069
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
梅木 信一
授業の概要
 研究領域は、環境教育、生物教育、食農教育とする。自然のなかで、「遊ぶ・味わう・学ぶ」をコンセプトにして、自然を見つめ、自然とともに生きる知恵と感性を養い、緑の地球に生きる「生命」の本質を考察したい。 そこで食べ物と植物栽培、環境学習の基礎理論と実践例を学ぶ。学内の実習園での活動やテキストを基にして、学生自身による調査事例や観察・実験の結果を相互に発表し、全員で考察・討論する。 なお本演習では、個々に「ゼミ内卒業研究論文(ゼミ論)」を課題とする。演習(Ⅲ)の段階より各自で「研究テーマ」を設定し、調査・研究を進める。さらに演習(Ⅳ)終了時には、ゼミ内で個人研究の研究成果を発表する。 夏期休暇中に,奥多摩町で「ゼミ合宿」を実施する。さらに夏・冬・春期休暇中に、実習園での特別実習を実施する予定である。
到達目標
 理論と実践の両面から、自ら積極的に学び、観察や実験のできる学生を歓迎する。生き物の姿をとおして、人間の生き方を学んで欲しい。そこで本演習に自ら関心、知識、態度、技能、評価能力そして参加できる意欲あふれる学生とともに、保育園・幼稚園そして小学校の人間味ある教師を目指して、相互研鑽に努めたいと思う。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
本演習の進め方 今後の予定、学部展準備学内から,マテバシイなどのドングリを収集すること.
第2回目
グループ学習 学習の進め方、 学部展準備「学校園の観察実験便利帳」を持参すること
第3回目
実習・実験(1) 実習園でサツマイモ収穫実習のできる靴と服装で参加すること。
第4回目
実習・実験(2) 自然食つくり(例;ドングリクッキー,焼き芋など)実験のできる服装で参加すること。
第5回目
実習・実験(3) 自然食つくり(例;ドングリクッキー,焼き芋など)実習のできる服装で参加すること。
第6回目
実習・実験(4) 学部展・展示準備(プレゼンテーション),プロゼェクトチーム活動実験のできる服装で参加すること。
第7回目
実習・実験(5) 学内で自然観察,プロゼェクトチーム活動実習のできる靴と服装で参加すること。
第8回目
グループ学習(4班)3章:学校園での観察実験の実際(3.草花,4.果樹・緑化植物)教科書の該当章を読んでおくこと
第9回目
実習・実験(6)実習園で畑の管理実習のできる靴と服装で参加すること。
第10回目
グループ学習(5班)5-7章;収穫後,土・肥料・堆肥,病害虫,雑草の観察実験教科書の該当章を読んでおくこと
第11回目
個人発表(1)各自のゼミ論の研究テーマを発表担当学生は自分の研究テーマ、文献、調査した事項を発表し、まとめとして提出できるようにしておくこと
第12回目
個人発表(2)各自のゼミ論の研究テーマを発表担当学生は自分の研究テーマ、文献、調査した事項を発表し、まとめとして提出できるようにしておくこと
第13回目
実習・実験(7)学内で自然観察,プロゼェクトチーム活動実験のできる服装で参加すること。
第14回目
実習・実験(8)学内での自然観察、各自の研究テーマを発表実験のできる服装で参加すること。
第15回目
まとめ総括討論、教育学演習Ⅲの進め方 
レポート.ゼミ論の計画書を提出

教科書
①日本農業教育学会『学校園の観察実験便利帳』 農文協、¥1,800
参考文献
①北野日出男・木俣美樹男『環境教育概論』培風館、¥1,800
成績評価方法
学生による発表・レポートを70%、出席・態度を30%として、総合評価とする。
そのほか受講者への指示/メッセージ
野外実習や調査に積極的に参加することを期待している。 演習Ⅲ・Ⅳの予定;各自で研究テーマを決定し、事例調査・観察・実験を進める。具体的な研究テーマとしては、学校園(園庭)での植物栽培、自然観察路(冒険広場)、樹木の外観診断、巨樹・巨木の調査、ツツジ類やサクラ類の形態・成育調査などである。  研究成果は各自でとりまとめて、ゼミ内で発表し資料とする。

更新日:02/09/2007
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