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教育学演習I

科目
教育学演習I
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
16075
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
梅木 信一
授業の概要
 研究領域は、環境教育、生物教育、食農教育とする。自然のなかで、「遊ぶ・味わう・学ぶ」をコンセプトにして、自然を見つめ、自然とともに生きる知恵と感性を養い、緑の地球に生きる「生命」の本質を考察したい。 そこで食べ物と植物栽培、環境学習の基礎理論と実践例を学ぶ。学内の実習園での活動やテキストを基にして、学生自身による調査事例や観察・実験の結果を相互に発表し、全員で考察・討論する。 なお本演習では、個々に「ゼミ内卒業研究論文(ゼミ論)」を課題とする。演習(Ⅲ)の段階より各自で「研究テーマ」を設定し、調査・研究を進める。さらに演習(Ⅳ)終了時には、ゼミ内で個人研究の研究成果を発表する。 夏期休暇中に,奥多摩町で「ゼミ合宿」を実施する。さらに夏・冬・春期休暇中に、実習園での特別実習を実施する予定である。
到達目標
 理論と実践の両面から、自ら積極的に学び、観察や実験のできる学生を歓迎する。自然のなかの生き物の姿をとおして、人間の生き方を学んで欲しい。そこで本演習に自ら関心、知識、態度、技能、評価能力そして参加できる意欲あふれる学生とともに、保育園・幼稚園そして小学校の人間味ある教師を目指して、相互研鑽に努めたいと思う。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
本演習の進め方 環境教育・生物教育・食農教育習とは何か。グループ分け,グループ学習の進め方など「学校園の観察実験便利帳」を持参すること
第2回目
実習・実験(1) 食農教育・環境教育の実際(ジャガイモの鉢植え)実習のできる靴と服装で参加すること
第3回目
実習・実験(2) 樹木;サクラ・ツツジの観察実験のできる靴と服装で参加すること
第4回目
実習・実験(3) 自然素材で木工作(名札つくり)、プロゼェクトチーム活動、今後の学習の進め方『学校園の観察実験便利帳』実験のできる服装で参加すること
第5回目
実習・実験(4) 実習園でサツマイモ栽培実習のできる靴と服装で参加すること
第6回目
実習・実験(5) 実習園でサツマイモ栽培実習のできる靴と服装で参加すること
第7回目
グループ発表(1班) 1章:栽培植物の観察実験(その広がる世界へ)教科書の該当章を読んでおくこと
第8回目
実習・実験(6)巨樹探訪;学内で自然観察,実験のできる服装で参加すること
第9回目
グループ発表(2班)2章:観察実験の着眼点(何をいつ見るか)教科書の該当章を読んでおくこと
第10回目
実習・実験(7)巨樹;樹高の測定・幹周測定,外観診断実験のできる服装で参加すること
第11回目
グループ発表(3班)3章:学校園での観察実験の実際(1.作物 2.野菜教科書の該当章を読んでおくこと
第12回目
実習・実験(8)実習園で畑の理実習のできる靴と服装で参加すること
第13回目
実習・実験(9)学内で自然観察,プロゼェクトチーム活動実験・実習のできる靴と服装で参加すること。
第14回目
実習・実験(10)学内で自然観察,プロゼェクトチーム活動実験・実習のできる靴と服装で参加すること
第15回目
まとめ総括討論、教育学演習Ⅱの進め方,
レポート提出

教科書
①日本農業教育学会『学校園の観察実験便利帳』 農文協、¥1,800。
参考文献
①北野日出男・木俣美樹男『環境教育概論』培風館、¥1,800。
成績評価方法
学生による発表・レポートを70%、出席・態度を30%として、総合評価とする。
そのほか受講者への指示/メッセージ
 各自のゼミ発表に加えて、ジャガイモ・サツマイモ栽培,巨樹探訪、樹木の樹勢診断、樹高測定などの野外実習・体験や調査を行う。これらの活動に積極的に参加することを期待している。 

更新日:02/09/2007
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