検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

道徳の指導法

科目
道徳の指導法
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
56036
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 火/56
単位数
2単位
担当者名
阿久澤 栄
授業の概要
「人」として生きていくにあたって道徳の基本や大切さを理解し、学校における道徳教育の基本的な考え方を知り、その指導の場やあり方を考える。その上で「道徳の時間」の指導について、指導課題にそった課題の提示の方法や授業の展開を考え、道徳指導の実践能力を高める。
到達目標
現代社会の中にあって、道徳教育の必要なことを理解するとともに、特に「道徳の時間」の指導を実現する学習指導案の作成ができる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
道徳の本質と道徳教育 道徳とは何かを考え、学校における指導の意味を考える。テキストを通読しておく。
第2回目
道徳教育の歩み 戦前からの道徳教育の歩みを知り、現代的意味を考える。テキストを通読しておく。
第3回目
「人」としての不易と流行 「人」として生きていくにあたっての道徳を考える。 
第4回目
道徳性の発達と目標 道徳性は人の発達の中でどのように発達していくのか、またどのようにあったらよいのかを考える。  
第5回目
学校における道徳教育① 学校における今日的課題と児童生徒の道徳性との関連を考える。学校における今日的課題を考えておく 
第6回目
学校における道徳教育② 学習指導要領に示された道徳教育の目標と内容を考える。学習指導要領を通読しておく。
第7回目
学校における道徳教育③ 学校における道徳教育③
道徳教育の方法と評価の意味を考える。
学習指導要領を通読しておく。
第8回目
学校における道徳教育④道徳教育の年間計画や指導計画について考える。学習指導要領を通読しておく。
第9回目
学校における道徳教育⑤「道徳の時間」の持つ意味を考える学習指導要領を通読しておく。
第10回目
道徳指導の実際①年齢(発達)段階に合わせた指導内容について考える。
第11回目
道徳指導の実際②指導内容に応じた教材教具について考える。
第12回目
道徳指導の実際③道徳授業の指導案を考え作成する。
第13回目
道徳指導の実際④作成した指導案に基づき模擬授業を行い批判しあう。
第14回目
道徳指導の実際⑤作成した指導案に基づき模擬授業を行い批判しあう。 
第15回目
まとめ本授業を総括的にふりかえりまとめを行う。 

教科書
村田昇、長野正他著『道徳の指導法』(玉川大学出版部刊)
参考文献
必要に応じ授業の中で紹介する。
成績評価方法
授業への参加度をもとに、試験(50%)、授業の際に指示する小レポート、指導案等を総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
道徳教育については、価値観の多様化の中にあって、様々な意見があることも事実です。しかし、「人」として生きていくにあったて必要なこと、変えてはいけないこと(不易)と、現代社会の中で必要なことを「道徳」の中で指導していくことも大切なことだと考えます。こうしたことをベースに学校における「道徳教育」はどうあったらよいのかを考えあっていきたいと思います。積極的な授業参加を期待しています。

更新日:02/02/2007
検索トップページ担当別50音一覧