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テキスタイルデザインIII

科目
テキスタイルデザインIII
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
18536
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 火/567春 木/567春 金/567
単位数
3単位
担当者名
梶原 新三、内山 洋子、吉塚 公子
授業の概要
この科目では、テキスタイルデザインI、IIで学習した「デザインコンセプトの確立」「発想の展開」「制作」「トータルコーディネート」をより充実させる。手段として、衣服と布という関わりの多様性を追求し、独創的な造形を試みる。
履修はA、Bから選択する。

A-ファッションショウのための服とその服地のデザインおよび制作。
  科目エキジビションBと授業運営を一体化し、ショウとして発表する。

B-服地の基本的条件を研究し、様々な技法を習得し、服地としての布を制作する。
  併せて日本の伝統的染織織物の研究と制作をする。
到達目標
・学生個人のデザインおよび制作能力の向上を主眼とする。
・学生同士間のコラボレーションで新しい表現方法を発見し、それを展開する能力の向上を目指す。
・作品の完成度を高める努力と、制作する意味を言語で伝達する能力を向上させる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
服をつくるということ 【A】特別講師(予定)
   デザインから笑開催までの実際
   各学生及びグループのイメージを決定する。
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【B】課題I:衣服地の絣模様サンプル制作又は友禅染大判スカーフ2枚制作①
      ・用途、機能、装飾性とその素材の研究
      ・制作技法の決定(タテ又はヨコ絣、友禅染)
・デザインコンセプトを明確にするということを
 常に考える
・他人の制作を研究しながら、各自の制作が常に
 独創的であることを考える
・リサーチを重視すること
 また、制作過程において新しい発見や創意工夫
 したこと、および資料収集とその記録をすること
・決められた時間の有効活用と集中力を養うことを
 心掛ける
・共同作業において各自の役割を責任もって果たし、
 社会的信頼の確保を心がける
第2回目
服地をつくるということ 【A】服のイメージに適した素材づくり
   デザインを決定する
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【B】課題I 第1回目のつづき
第3回目
服地のデザイン
サンプル制作染色
【A】デザインを分析する。
   染色と織物の技法を決定する。
   制作する素材の研究。
   布の総合デザイン決定及びその講評
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【B】課題I 絣括り、糸目の決定
個々のデザインと総合的なデザイン統一の調和を確認する
第4回目
服地染色、織 【A】デザインから制作へ
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【B】課題I 絣括り、青花下絵描き
       ・完成と講評
イメージと素材等の違和感がないかを確かめる
第5回目
服地染色、織 【A】グループ制作における個人の仕事を分担する。
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【B】課題I:絣糸の染色、糊置
定期的に全員が必ず制作の流れと進行状況をチェックする
第6回目
服地染色、織 【A】第5回目のつづき
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【B】課題I 織、染色
第7回目
服地染色、織 【A】第5回目からのつづき
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【B】課題I 織又は染色の仕上げ
第8回目
服地制作(服のデザインと服地の活用)
必要に応じ服地制作の継続と小物制作
中間講評
【A】シーチングでパターン、フォルム等立体的に
   デザインとその実際をチェックする
   試作の完成と制作した服地の裁断、
   定期的に必ず全員が制作過程をチェックする
   制作の進行状況と縫製上の問題をチェックする
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【B】課題II タテヨコ絣衣服地2m以上制作又は友禅染着尺制作②
服と小物等のアイテムの確認
できる限り市場調査をする
第9回目
服地仕上げ
服縫製
【A】第8回目のつづき
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【B】課題II 絣括り、絵羽づくり及び青花下絵描き
第10回目
服縫製【A】第8回目からのつづき
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【B】課題II 絣括り、糊置、試染
常に新しいテキスタイルデザインを考慮する
第11回目
服縫製【A】第8回目からのつづき
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【B】課題II 衣、着尺共染色
 
第12回目
服制作【A】
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【B】課題II 第10回目からのつづき。織、染色、伏糊
 
第13回目
服完成、全体チェック
服合わせ
【A】エキジビションB受講者と、ファッションショウ開催の全ての項目をチェックし、準備、開催
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【B】課題II 第10回目からのつづき
        ・完成と講評
第14回目
仕込み、リハーサル
ファッションショー開催
【A】制作の全記録をまとめ提出する
【B】発表、制作ファイルの提出
伝統技法と継承及び新しい表現について模索する
第15回目

教科書
参考文献
適宜提供する
学生も参考文献、資料を用意すること
成績評価方法
全課題制作を提出する(作品の完成度、オリジナリティー、造形性)50%
制作の展開能力(企画、資料研究、評論)50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
講評時に完成された(指定された完成度)作品提出とプレゼンテーションをしなかったときは、その課題の評価はFとする
全授業回数の3/4以上を出席していないとこの科目の評価をFとする。
出席は、13:20にとる 欠席その他やむを得ない理由は、必ず本人または家族(又はそれに準ずる人)が担当者に連絡すること

更新日:01/12/2006
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