授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 工芸基礎の授業で学ぶべき事 | 工芸基礎の授業で学ぶべき事について | 自分の身のまわりの日常の用具をよく観察しておくこと |
第2回目 | 自分の日常生活空間を振り返る | 自分の身の回りのものを取り上げ、生活空間マップ(B3ボード)を作成し、生活の基盤を再考する。 | 自分の生活空間がどのようなタイプのものであるかを分析することを常に心がけること |
第3回目 | 染織工芸を認識する
フェルトの袋をつくる | 機能と素材の調和、美しさ、使い勝手、時代性、デイリーモダンとしてのデザインの発展性等全員のプレゼンテーションで交流することが望ましい。 | 日常使用するものを、一瞬静視する訓練をすること
”これは何か”と |
第4回目 | フェルトづくり
羊毛について | フェルトとは、また何のための袋か、スケッチしながら形態と機能について考える。 | 機能と形の関わりを認識するよう心がける |
第5回目 | 絞模様 | 袋の絞模様をデザインし、絞の基本技能を試してみる。 | 模様という装飾について考える。 |
第6回目 | 仕上げとプレゼンテーション | 生活をよりよく便利で快適なものにし得る造形とはどういうものであるのかを確認する。 | 客観的な分析と評価を試みる。 |
第7回目 | 「陶芸1」
・説明
・制作(カップ) | ・粘土による造形の可能性
・土練りについて
・制作工程について | 日常生活における陶磁器(やきもの)の役割を考えてくること。 |
第8回目 | 「陶芸2」
・成形(陶箱) | ・実用性について
・伝統について | 事前にデザイン画を描いてくること。 |
第9回目 | 「陶芸3」
・加飾(楽焼絵付) | ・楽焼きについて
・絵付について | カップの形に則した絵付模様をデザインしてくること。 |
第10回目 | 「陶芸4」
・焼成(楽焼窯出)
・加飾(釉薬掛け)
・まとめ | ・焼成について
・釉薬について
・作品発表 | 制作した作品について口頭で発表出来るように、内容を考えてくること。 |
第11回目 | 金属という素材について知ること | | 制作作業の出来る服装で参加の事 |
第12回目 | 切削、塑性変形を通してめざす形をつくる | | 制作作業の出来る服装で参加の事 |
第13回目 | 熱による素材処理と接合 | | 制作作業の出来る服装で参加の事 |
第14回目 | 仕上げという事と作りてとしての心配り | | 制作作業の出来る服装で参加の事 |
第15回目 | 総合プレゼンテーション | 各自制作したものを取り入れて工芸マップを作成する。
自分の工芸に対する概念を確立する。 | 地球上の一人ではなくその他大勢の中の一人として、ものとのかかわりの原点と将来への希望を考えてみる |