検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

教育の方法と技術

科目
教育の方法と技術
区分
芸術学部教職関連科目群
授業コード
80129
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/910
単位数
2単位
担当者名
作間 慎一
授業の概要
教師には「わかる授業」そして「楽しい授業」ができる力量が求められている。「教育の方法と技術」はそのための知識を提供する。
また、方法や技術は長い経験を通して獲得していくものもあり、それらは教育現場に多く蓄積されていて経験しながら学ばなくてはならないものである。
そうすると、大学において学ぶ「方法と技術」とは、方法・技術に止まらない、それらを支える理論であり、それらを批判的に見る目であろう。
授業では、「授業のデザイン」という観点からこれまで提起された教育・学習理論について話をする。
到達目標
教育の方法・授業のデザインに関わる基本的な知識を知る。さらに、教育の方法に関わる考え方を理解して、現実の授業の問題を批判的にとらえられるようになる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに 教育の方法としての学校と授業について学校はどうしてつくられたのか。学校がつくられる前、子どもたちは勉強していたのか。
第2回目
1章 デザインとインストラクション 授業のデザインの問題意識と教師の技について「授業の問題」と思うことを複数あげよ。
第3回目
1章 続き 同上「一斉授業」について思うことを複数あげよ。
第4回目
2章 システム化の発想と教育活動 教育活動をデザインするために、計画、実行、評価の各段階について理解するシステムデザインとはどのようなことか。
第5回目
3章 授業の目標を設定する前に 教育の目標・授業目標の再検討を行う「創造的な思考」とはどのようなものだと思うか。
第6回目
3章 続き 同上「生きる力」とはどのようなことか。
第7回目
4章 授業の評価 システムとしての授業における評価の意味評価についてどう思うか。
第8回目
4章 続き同上評価は何のために必要なのか。
第9回目
5章 目標の分類とテストの作成教育目標を分類することの意味
目標達成を測定するテスト
テストは何のためにするのか。
第10回目
6章 個別指導プログラムと学習理論個別指導の考え方、方法、理論個別指導のよい点をあげよ。
第11回目
7章 学習者のつまずきと理解学習においてつまずくことの意味と理解する学習学習において間違うことをどう考えるか。
第12回目
8章 集団指導と指導案集団で学習することの意味
指導案とは何か
集団指導のよい点をあげよ。
第13回目
9章 教材を作るよい教材とは何か。どう作るか。教えてみたい教材を作る。
第14回目
10章 「学習困難」を理解する学習困難とはどのようなことか。「学習困難」について調べる。
第15回目
試験

教科書
授業のデザイン/山口栄一/玉川大学出版部/1,900円
参考文献
成績評価方法
レポート及び試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
シラバスの講義予定を参照して、「授業を受けるに当たって」にある課題に対する解答を用意すること。さらに、教科書該当部分を事前に学習して、質問・応答に参加できるようにすること。

更新日:02/09/2007
検索トップページ担当別50音一覧