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デザイン史
科目
デザイン史
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
58040
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/34
単位数
2
単位
担当者名
阿部 美由起
授業の概要
デザインという語はわれわれにとって聞き慣れた言葉である。しかしこの言葉の存在意義が実社会において独立して認められるようになったのは、19世紀の西欧においてである。本講義では、イギリスをはじめ、ヨーロッパ各地で起こった技術革新と伝統技術/芸術との衝突の中から生じた新しいフィールドである「近代デザイン」の発生の事情やその後の展開について、それを制作する側の「意図」と享受する側の「趣味」との関係も含めて考察していきたい。
到達目標
デザインの歴史は単独で成立しているのではなく、極めて複合的な環境の中で展開していることを知る。多角的視野をもって人間の制作行為の歴史を観察する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに
「デザイン」の語源
内容の下調べをしておく
第2回目
19世紀ヨーロッパにおける美術
美術アカデミーの伝統
同上
第3回目
19世紀ヨーロッパにおける美術と技術と産業の関係
第一回万国博覧会とクリスタルパレス
同上
第4回目
イギリスの趣味改革運動
ウィリアム・モリス
同上
第5回目
ベルギー、フランスの動向
アール・ヌーヴォー
同上
第6回目
ウィーンの世紀末(1)
分離派、ウィーン工房
同上
第7回目
ウィーンの世紀末(2)
装飾は罪悪か?
同上
第8回目
オランダの動向
デ・スティルとモンドリアン
同上
第9回目
ドイツの体系的改革運動(1)
ムテジウスと工作連盟
同上
第10回目
ドイツの体系的改革運動(2)
バウハウスのモダンデザイン
同上
第11回目
イタリアの動向
未来派
同上
第12回目
インターナショナル・スタイル
コルビジェのデザイン改革
同上
第13回目
アメリカ社会とデザイン
大量消費社会におけるデザイン産業
同上
第14回目
ヨーロッパ文化とデザイン
スローライフとデザイン
同上
第15回目
おわりに
総括
同上
教科書
適宜資料を配布する。
参考文献
授業中に指示する。
成績評価方法
平常点100%(小テスト2回20%、授業参加態度80%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
積極的な参加を期待します。
更新日:
01/10/2006
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