授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 染色理論 | 繊維と布、染料と染色性、染色技法、染色の歴史と発展 | 図書、資料等を積極的に調べる |
第2回目 | 布のリサーチと分類 | 染色加工された布の収集と染色技法及び布の種類に分類しファイルにする | 街、商店、博物館、家庭等テキスタイルをみつけることに積極的であること |
第3回目 | 染色実験 | 各種染色の発色見本制作 | 初めての実験であることから可能な限り正確性を求めること |
第4回目 | まとめと講評 | ファイルとレポートをもとに各自が成果の発表をし、担当者が講評する | ファイルの充実を他と比較しながら研究するということを確認する |
第5回目 | 基礎染色技法・絞 | 防染技法Ⅰ、絞染を実験する | 絞染という染色について可能な限りサンプル制作を試みる |
第6回目 | 基礎染色技法・蝋 | 防染技法Ⅱ、蝋染を実験する | 蝋染という染色について可能な限りサンプル制作を試みる |
第7回目 | 基礎染色技法・ブロック捺染 | 加工技法Ⅰ、捺染を実験する | 直接染料を重ねていく染色技法の1つとして捺染を用いる複数の可能性を実験する |
第8回目 | 基礎染色技法・描画 | 加工技法Ⅱ、直接描画を実験する | 絵画的染色技法と防染技法の染色効果の違いを可能性を考える |
第9回目 | 染色マップ | 個人と生活環境を中心にしたテキスタイルのあり方を提案するマップを制作する | 染色するということ、テキスタイルと関わるということを既製概念で括らず、常に美しさと可能性を考えること |
第10回目 | まとめと講評 | 個人と染色実験資料をもとに染色について考察し、テキスタイル制作の抱負を発表する | 自分の研究を客観的に分析評価する訓練をする |
第11回目 | インテリアファブリックス | インテリアファブリックスを選びデザイン制作する | 改めてインテリアファブリックスのリサーチをすると同時にインテリアファブリックスの存在する環境と総合的に考える訓練をすること |
第12回目 | 服地 | 服地を選びデザイン制作する | 布と服(立体)について、美しい服のための服地について、平面と立体の両面から考察する |
第13回目 | 総合制作 | 各染色技法の併用の可能性を実験する | 徹底的にテキスタイル造形の可能性を考える |
第14回目 | サーフェイス制作 | 染色加工したテキスタイルを染色以外の加飾を試み、新しいテキスタイル制作を試みる | 布の変形と美的効果、装飾性と造形性について考える |
第15回目 | まとめと講評 | テキスタイルとは何か、テキスタイル作品を制作することについて考察する | 美しさと造形について、今後の創造活動も合せて考える |