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国際経済論(12週授業)

科目
国際経済論(12週授業)
区分
eビジネスコース科目群
授業コード
11430
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/34水/34
単位数
3単位
担当者名
高千穂 安長
授業の概要
日本は、貿易無しでは円滑な国民生活すら維持できない。国際経済論では、このように重要な役割を果たしている貿易について、その現象面を把握しながら、その背景にある理論および貿易に影響を与える事象について解説を行う。貿易実務についての解説は行わない。受講生は、毎回出される検討課題について「事前に検討」し講義に臨み、意見の発表を求められる。
このため、図書、WEB等を使った事前学習が必須となる。時間効率を上げるために講義においてパソコンは使用しない。
到達目標
貿易実態、貿易理論、貿易政策などについて基礎知識を習得し、貿易問題について独自の知見を有するようになる。あわせて、地域経済、国際協力などの関連知識についても理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 全般解説、図書・有用WEBサイト紹介、成績評価等の解説、課題の検討など。貿易の基本構造について解説。ブラックボード(BB)上で配布される資料・検討課題について必要資料を自ら収集・解析し、自分なりの結論とその理由を明確にする(以下、毎回同様)。
第2回目
イントロダクション 日本の貿易の仕組み、貿易実績およびその課題について解説する。課題に対して回答を発表し、解説を行う(以下、毎回同様)。キーワード:貿易基本構造、並行輸入、開発輸入、逆輸入
第3回目
日本の貿易 絶対優位理論、比較優位理論、ヘクシャーオリーン理論、一物一価の法則等、貿易に関する理論について解説する。キーワード:貿易規模
第4回目
日本の貿易 貿易と経済成長の因果関係についての研究成果を紹介し、解説する。また、国際収支表について解説する。キーワード:水平貿易、垂直貿易
第5回目
貿易理論 為替レート決定に関する理論を紹介し、為替レートが貿易に及ぼす影響について解説する。キーワード:絶対優位理論、比較優位理論
第6回目
貿易理論 貿易振興と環境保全の両立は可能か?という観点から解説する。キーワード:ヘクシャーオリーン理論
第7回目
貿易と経済成長 貿易と経済成長の因果関係についての研究成果を紹介し、解説する。また、国際収支表について解説する。キーワード:経常収支、資本収支
第8回目
貿易と経済成長貿易と経済成長の因果関係についての研究成果を紹介し、解説する。また、国際収支表について解説する。キーワード:オランダ病、アブソープションモデル
第9回目
貿易と為替レート為替レート決定に関する理論を紹介し、為替レートが貿易に及ぼす影響について解説する。キーワード:名目為替レート、実質為替レート、実効為替レート
第10回目
貿易と為替レート為替レート決定に関する理論を紹介し、為替レートが貿易に及ぼす影響について解説する。キーワード:アセットアプローチ
第11回目
貿易と環境貿易振興と環境保全の両立は可能か?という観点から解説する。キーワード:国際環境協定(MEA)
第12回目
貿易と環境貿易振興と環境保全の両立は可能か?という観点から解説する。キーワード:TBT協定、環境ラベル
第13回目
貿易体制自由貿易、保護貿易および世界の貿易体制の実態と課題について解説する。また、自由貿易を推進している世界貿易機関(WTO)、FTAなどについて解説する。キーワード:自由貿易、保護貿易
第14回目
貿易体制自由貿易、保護貿易および世界の貿易体制の実態と課題について解説する。また、自由貿易を推進している世界貿易機関(WTO)、FTAなどについて解説する。キーワード:WTO、FTA
第15回目
貿易と海外直接投資(FDI)FDIが貿易に与える影響について解説する。キーワード:FDI

教科書
毎回BB上で配布されるレジュメ
参考文献
浦田秀次郎『国際経済学入門』日経文庫
伊藤元重『ゼミナール国際経済入門』東洋経済
成績評価方法
◎出席(学生便覧記載の出席要件を満たす)
◎授業参加度(含む事前学習状況)
○試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
①全11回であり、3回の欠席で試験受験資格喪失。遅刻3回で1回の欠席となることを銘記する。遅刻・欠席については厳正に対処する。出席に自信ない者は履修を控えること。
②討議・板書・発表の時も講義中であることを認識すること。

更新日:01/24/2006
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