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国際協力

科目
国際協力
区分
国際経営学科科目群
授業コード
51240
開設セメスター
8S
曜日・時限
秋 水/78
単位数
2単位
担当者名
高千穂 安長
授業の概要
国際社会は、地球規模の問題(グローバル・イシュー)に直面しており、この解決のためには、各国間の協力が不可欠である。国際協力には、政府間で行う政府開発援助(ODA)と民間で行う協力に大別できるが、ここではODAを主に扱う。ただし、非政府組織(NGO)との連携も極めて重要なテーマであり、これについても検討を行う。
本講義では、毎回レポートの提出または、各自の意見を全員の前で発表したり、グループ討議での発言が「義務付けられる」ため、図書、インターネットなどを駆使した相当量の事前学習が必要となる。出欠については「学生便覧」記載の通り、3/4以上の出席ができないと期末試験受験ができなくなり、「不可」の評価となる。
到達目標
国際協力について学ぶ日本の平均的な学生の水準に到着し、どのような援助が必要か、それはなぜかについて、限られた範囲内での議論を行えるようになる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 全般解説、参考図書紹介
必要WEBサイトの紹介
国際社会の現状
次回課題渡し
事前に配布される課題について、自ら資料収集し、自分なりの答えを理由とともに用意する(以下、毎回同様)。 キーワード: 政府開発援助(ODA)、グローバリゼーション、グラントエレメント
第2回目
国際協力の現状Ⅰ 国際協力の種類、実績、国際機関の国際協力キーワード:DAC、バイ・マルチ援助、援助形態
第3回目
国際協力の現状Ⅱ NGO、地方自治体などの国際協力キーワード:ローカリゼーション、NGO
第4回目
貧困削減 貧困とは何か、貧困の現状、貧困削減の必要性などキーワード:絶対的貧困、相対的貧困、ジニ係数、政策パッケージ
第5回目
貧困削減具体例 産業振興(工業化政策)キーワード:トリクルダウン仮説、ツーギャップモデル、構造調整
第6回目
教育  開発途上国の教育の現状と課題および
先進国・開発途上国での開発教育の必要性について
検討する。
キーワード:就学率、ドロップアウト、開発教育、アウトプット、アウトカム
第7回目
感染症 エイズ禍を中心に感染症の現状と課題について検討キーワード:地球規模の問題、公害、エイズ、リプロダクティブヘルス
第8回目
平和構築紛争の発生理由とその抑制についてキーワード:平和構築、
第9回目
WID、ジェンダーWID、ジェンダーを取り巻く諸問題について検討キーワード:WID、ジェンダー
第10回目
災害援助国際災害復旧協力について検討キーワード:緊急国際援助
第11回目
環境環境問題の本質について検討キーワード:地球規模の問題、公害
第12回目
国際協力評価国際協力の評価について検討キーワード:DAC評価5項目
第13回目
トピックス最近のODAの事例について検討
第14回目
トピックス最近のODAの事例について検討
第15回目
試験

教科書
毎回ブラックボード(BB)上にプリント配布
参考文献
「国際協力の最前線ーグローバル・ホット・イシュー」玉川大学出版部 
「ODA白書」外務省
成績評価方法
◎出席状況
欠席、遅刻は円滑な講義進行に齟齬をきたすので、大きくマイナスとする。
◎受講態度(授業参加度合い)
○課題
○試験成績
そのほか受講者への指示/メッセージ
①3回欠席すると試験を受けられない。遅刻3回で1回欠席となる。遅刻・欠席には厳正に対処する。出席に自信が無い者は受講を控えるように。
②討議・発表中も講義時間であり、関係ないことは話さないように。

更新日:12/19/2006
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