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経営学

科目
経営学
区分
国際経営学科科目群
授業コード
1200352003
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 火/56水/56秋 火/56水/56
単位数
4単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
 一年次生を対象とする経営学入門的な授業として、新聞や雑誌の経営関係記事、新聞社や企業のホームページ、などを積極的に利用・活用しながら、今日の企業経営が直面している具体的実践的なテーマに即して経営学的な見方、とらえ方、考え方を身につけます。
 授業では,ブラックボードを活用します。
到達目標
 入学前に経営的知識がなかった学生であっても、物事に対する経営学的な見方、とらえ方、考え方を十分に身につけ、他の専門科目の学習にスムーズに入れるようになること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
経営学を学ぶ(イントロダクション)(4月10日。9月25日) この講義の概要、授業の進め方、授業で学ぶこと、経営学とは何かを説明する。また、企業情報の収集の仕方についても学ぶ。大学の授業は、予習復習が義務づけられている。また、授業で学ぶだけでなく、積極的に知識を吸収していくことを期待する。教科書を必ず持参すること。
 
第2回目
同上(4月11日。9月26日) 同上 
第3回目
会社、企業とは何か(4月17日。10月2日) 株式会社の特徴、経営の三権分立の仕組み、株主の権利義務、株式会社の設立などについて学ぶ。
商法、有限会社法、保険業法(相互会社)、中小企業挑戦支援法の関連条文についても学習する。
教科書第2章を予習復習すること。
知っている企業、興味のある企業の会社形態を調べてみる。
第4回目
同上(4月18日。10月3日) 同上 
第5回目
経営者と経営管理(4月24日。10月9日) 取締役の選任、取締役と取締役会の役割、専務、常務、平取締役の違い、経営者の仕事(経営管理)について学ぶ。 教科書第3章を予習復習すること。
経営者になったつもりで、経営者の仕事について考えてみよう。
第6回目
同上(4月25日。10月10日) 同上 
第7回目
経営組織と経営戦略(5月8日。10月16日) 企業は、それぞれの経営理念のもと、持てる経営資源を最大限活用し、経営を行っていく。ここでは、経営理念、経営資源とともに、企業の組織形態と経営戦略について学ぶ。 教科書第4章を予習復習すること。
インターネットなどを利用して、興味のある企業の経営理念や経営組織などを調べてみよう。
第8回目
同上(5月9日。10月17日)同上 
第9回目
人的資源管理(5月15日。10月23日)経営資源のなかで最も重要なヒトの管理=人的資源管理について、募集、採用、配置、退職、賃金、労働時間、評価などを学ぶ。教科書第5章を予習復習すること。
アルバイトをしている人は、自分がどのように「管理」されているかを考えると、理解しやすい。
第10回目
同上(5月16日。10月24日)同上 
第11回目
経営と地球環境(5月22日。10月30日)企業経営も、地球環境に対する配慮なしに、運営が不可能になりつつある。現在では、主要な企業は毎年、環境報告書を公表している。ここでは企業の環境への取り組みについて学ぶことにする。 なお、玉川学園でもIS014001の認証を取得、環境報告書を公表している。教科書第6章を予習復習すること。インターネットなどを利用して、興味のある企業の環境報告書をダウンロードし読んでみよう。 
第12回目
同上(5月23日。10月31日)同上 
第13回目
復習と小テスト(5月29日。11月13日)これまでの復習を行なう。 これまで学習してきたことを整理してみよう。理解できてない点は質問しよう。
第14回目
復習と小テスト(5月30日。11月14日)これまでの復習を行なう。 これまで学習してきたことを整理してみよう。理解できてない点は質問しよう。
第15回目
生産管理(6月5日。11月20日)生産システムと生産管理について学ぶ。世界的に知られるトヨタ生産方式(ジャストインタイムと自働化)についても学習する。教科書第7章を予習復習すること。
工場見学をした経験のある人は、そのときのことを思い出してみよう。

第16回目

同上(6月6日。11月21日)同上
第17回目
流通の仕組みと卸売り、小売り(6月12日。11月27日)近年、製品の生産から販売までの流れ(流通)も大きく変化してきている。ここではこの流通について学ぶことにする。教科書第8章を予習復習すること。
最近は、テレビ通販が売り上げを伸ばしているようである。日頃の買い物を通して、流通について考えてみよう。
第18回目
同上(6月13日。11月28日)同上 
第19回目
マーケティング(6月19日。12月4日)製品の生産や販売はマーケティング活動と密接に連携している。ここではマーケティングについて学ぶことにする。教科書第8章を予習復習すること。
テレビCMや折り込み広告などを見ながら、企業のマーケティング戦略を考えてみよう。
第20回目
同上(6月20日。12月5日)同上
第21回目
企業の社会的責任と危機管理(6月26日。12月11日)企業に社会的責任があるのはいうまでもない。しかしながら、企業は時として、自らの責任ではなく社会環境や自然環境の変化によって、企業の存続を左右するような危機を迎えることがある。ここでは、企業の社会的責任とともに、企業危機や危機管理について学ぶことにする。教科書第9章を予習復習すること。最近の企業の不祥事(食中毒、偽装、隠ぺいなど)もしくは環境の変化(SARS、BSEなど)と、それに対してとった企業の対応、マスコミ報道、などを調べてみよう。
第22回目
同上(6月27日。12月12日)同上
第23回目
財務管理と経営分析(7月3日。12月18日)財務管理の意義と経営分析の基本について学ぶ。特に、決算公告の損益計算書、貸借対照表の読み方、ポイントなどを理解できるようにする。教科書第10章を予習復習すること。
業績が伸びている企業と悪化している企業の「決算公告」を比較してみよう。
第24回目
同上(7月4日。12月19日)同上
第25回目
経営の国際化と日本的経営(7月11日。1月8日)経営の国際化、グローバル化と日本的経営の現状について学ぶ。教科書第12章を予習復習すること。
いつも利用している食品や衣料品、電気製品等の生産国を調べて、経営の国際化、グローバル化について考えてみよう。
第26回目
同上(7月12日。1月9日)同上 
第27回目
経営情報(7月17日。1月16日)経営における情報について学ぶことにする。教科書第11章を予習復習すること。
企業における情報の活用について調べて、情報管理について考えてみよう。
第28回目
同上(7月18日。1月17日)同上
第29回目
総復習(7月24日。1月22日)これまで学んだことの復習をする。
第30回目
試験(7月25日。1月23日)

教科書
海野博、所伸之編著『やさしい経営学』(創成社)
参考文献
飯野峻尾他著『実践経営学』(学文社)
成績評価方法
次のように成績の評価をする。
レポート(20)+小テスト(30)+期末試験(50)=100
なお、欠席や遅刻の扱いは規則どおりとする。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業時には、必ず教科書を持参すること。

更新日:01/14/2007
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