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経営史

科目
経営史
区分
国際ビジネスコース科目群
授業コード
1144451459
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 火/12木/12秋 水/34金/34
単位数
4単位
担当者名
高橋 泰隆
授業の概要
日本の経営と欧米の経営は同じか、違うのか、アジアのそれと比較するとどうであるか。それらの点を近代日本の多国籍企業、現代の日本自動車企業(バイク)の海外展開を具体的に検討することで明らかにしよう。そして日本企業が海外展開する場合の特質について仮説を提示する。
到達目標
日本企業の経営方式と各国経営史の関連を理解すること。
もの造り企業の日本的特徴を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 講義全体の簡単な概要を説明する
第2回目
日本の海外直接投資 現状、歴史、欧米とアジア投資の共通点と相違点など戦前の満鉄や在華紡などを調べる
第3回目
アメリカ式経営 経営者資本主義とはチャンドラーの著作を読む
第4回目
アメリカにおける日本的経営 アメリカの日本資本経営はカリフォルニアのNUMMIについて調べる
第5回目
日本的経営とは 日本製造業の強さは何か過労死について考える
第6回目
日本の経営移転と現地化 日本企業の国際化、海外現地生産率ホンダは世界中で何台のバイクを生産しているか、そのうち日本国内は何台か。
第7回目
自動車産業の特徴 フォードシステム、部品点数、市場チャップリンの「モダンタイムズ」をみる
第8回目
英国は再生したか1980年代のサッチャーリズムについて1980年代の「小さな政府」論について調べる
第9回目
日産自動車の英国進出日産自動車の多国籍化戦略
第10回目
英国日産の日本的経営従業員募集や終身雇用の内実を見る
第11回目
日産の部品メーカーいくつかの部品メーカーを検討する
第12回目
スペインの自動車産業とスペイン日産の歴史スペイン自動車産業は長い歴史を有し、欧州では第3位の生産大国である
第13回目
英国自動車産業史英国自動車産業は長い歴史があるが今英国資本のメーカーはないのはなぜか
第14回目
英国トヨタの成立トヨタの基本政策
第15回目
英国トヨタの部品購買政策部品は系列から

第16回目

品質確保QC活動、5S活動など
第17回目
トヨタの従業員管理従業員募集と教育
第18回目
トヨタの組織労働組合のあり方、日本人の役割
第19回目
トヨタ化成功しているか
第20回目
ホンダの欧州戦略ホンダは二輪車で進出を先行した
第21回目
HUMの成立英国自動車メーカーとの提携
第22回目
HUMの日本的経営従業員の採用と教育
第23回目
ホンダ化組合はあるか
第24回目
アメリカ自動車産業史フォード、GMの経営を簡単に復習GMやフォードの新聞記事を集める
第25回目
SIAの展開スバルといすゞの合弁会社の経営インデイアナ州はどこか
第26回目
三菱自動車の欧州戦略ボルボ、三菱のオランダ合弁会社経営オランダの自動車メーカーは
第27回目
三菱自動車のアジア戦略マレーシ・アプロトンの経営ブミプトラ政策とはなにか
第28回目
韓国自動車会社の経営現代自動車のインド進出
第29回目
まとめ1フォードシステムとトヨタシステムの共通点と相違点
第30回目
まとめ2トヨタシステムは世界でどう評価されているか

教科書
日本自動車企業のグローバル経営
高橋泰隆
日本経済評論社
参考文献
外国経営史の基礎知識
経営史学会
有斐閣
成績評価方法
期末試験(50)+レポート(20)+小試験(30)
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/09/2007
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