授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | イントロダクション | イギリス文学とアメリカ文学、そして日本文学の全体的な特徴を掴まえる。 | もっとも心に残っている小説のタイトル、作者、ストーリーを考えておく |
第2回目 | 『フランクリン自伝』(岩波文庫) | ピューリタニズムの伝統と理性の時代の宗教のあり方について考える。 | この作品について調べておく |
第3回目 | ホーソーン『緋文字』(岩波文庫) | 社会の定める罪と個人の愛の力について考察する。 | この作品について調べておく |
第4回目 | メルヴィル『白鯨』(講談社学芸文庫) | 人間を超えた力に挑む人間のリリシズムについて考える。 | この作品について調べておく |
第5回目 | トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』(岩波文庫) | 社会の制約と個人の精神の自由について考える。 | この作品について調べておく |
第6回目 | アンダスン『ワインズバーグ・オハイオ』(新潮文庫) | アメリカ文学に及ぼしたフロイトの精神分析の影響について考察する。 | この作品について調べておく |
第7回目 | フィッツジェラルド『グレート・ギャッツビー』(新潮文庫) | 「狂乱の20年代」の男と女の愛のカタチについて考える。 | この作品について調べておく |
第8回目 | プレゼンテーション | 自分のこれまでの読書経験について発表する。 | これまで読んだ小説の中でもっとも感動した作品について調べておく |
第9回目 | ヘミングウェイ『陽はまた昇る』(新潮文庫) | 「ロスト・ジェネレーション」と若者の生き方について考える。 | この作品について調べておく |
第10回目 | サリンジャー『ライ麦畑で捕まえて』(白水Uブックス) | 繁栄の50年代に深く染み込んだ物質主義とそれへの若者の反発について考察する。 | この作品について調べておく |
第11回目 | マラマッド『アシスタント』(新潮文庫) | ユダヤ系アメリカ文学の伝統とホロコーストについて考える。 | この作品について調べておく |
第12回目 | ル=グイン『闇の左手』(ハヤカワ文庫) | フェミニズムとSFの伝統について考察する。 | この作品について調べておく |
第13回目 | キイス『アルジャーノンに花束を』(ハヤカワ文庫) | 人間と科学、科学の横暴などについえ考える。 | この作品について調べておく |
第14回目 | ウォーカー『カラー・パープル』(集英社文庫) | ブラック・フェミニズムとマルティ・カルチャリズム(多元文化主義)について解説する。 | この作品について調べておく |
第15回目 | まとめ | この授業全体を回顧してアメリカ文学に脈々と流れるリアリズムの伝統について語る。 | 提出レポートを用意しておく |