検索

トップページ

担当別５０音一覧

科目	デスティネーション研究入門	区分	観光経営学科科目群
授業コード	12500、52503	開設セメスター	1S、2S
曜日・時限	春　火/12、秋　水/56	単位数	2単位
担当者名	菊池　重雄

授業の概要

デスティネーション研究（旅行目的地研究または地域研究）の学問的意義、および研究アプローチ方法をアメリカ研究の立場から紹介する。さらに、デスティネーション研究で利用する文献、図版資料、映像・音響資料、統計資料等を具体的に提示し、研究にあたっての資料の収集、分類、分析、総合の方法を学ぶ。なお、この授業ではニューヨーク(東海岸)とサンフランシスコ(西海岸)を中心的に論じ、この二つの都市の生成と人々とのかかわりをとおしてアメリカ合衆国を理解していく

到達目標	学際研究としてのデスティネーション研究の研究方法を学ぶことができる。授業はアメリカ合衆国に関するデスティネーション研究を対照とするが、この科目を学ぶことで、他地域のデスティネーション研究にも、こうした研究方法が応用可能であることを理解することができる

授業計画	テーマ	内容	授業を受けるにあたって
第1回目	デスティネーション研究とは何か	Ⅰ．授業オリエンテーション Ⅱ．学際研究としての地域研究	受講をとおして学際研究のメリットを理解すること。
第2回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（１）	Ⅰ.地域研究の題材としてのアメリカ合衆国 Ⅱ．アメリカ合衆国における同化の理論	予習:教科書21～42ppを読んでおくこと。
第3回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（２）東部・東海岸編	旧移民と新移民	予習:教科書116～134ppを読んでおくこと。
第4回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（３）東部・東海岸編 東海岸編	ユダヤ系移民とアメリカ合衆国社会	予習:教科書134～143ppを読んでおくこと。
第5回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（４）東部・東海岸編 東海岸編	移民とアメリカン・ドリーム―大都市での成功	ケネディ家(元アメリカ大統領JFKの家系)について調べておくこと。
第6回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（５）東部・東海岸編	アフリカ系アメリカ人のニューヨーク	予習:教科書59～64ppおよび100～114ppを読んでおくこと。
第7回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（６）	ニューヨークについて	プレゼンテーションの実施
第8回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（７）	移民とアメリカン・ドリーム―西部へ向かう人たち	予習:教科書46～59pp、65～79pp、89～100ppを読んでおくこと。
第9回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（８）西部・西海岸編	日系移民に見るアメリカ合衆国の移民①	予習:教科書144～156ppを読んでおくこと。
第10回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（９）西部・西海岸編	日系移民に見るアメリカ合衆国の移民②	予習:教科書167～191ppを読んでおくこと。
第11回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（10）西部・西海岸編	日系移民たちのサンフランシスコ	予習：BBをとおして指定の2本のVTRを見ておくこと。教科書316～318ppを読んでおくこと。
第12回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（11）西部・西海岸編	現代の移民たち―ラテン・アメリカ系アメリカ人とアジア系アメリカ人のサンフランシスコ	予習:教科書192～230ppを読んでおくこと。
第13回目	アメリカ合衆国移民社会の構造（12）西部・西海岸編	サンフランシスコについて	プレゼンテーションの実施
第14回目	海外旅行から何を学ぶか―海外旅行の目的地としてのニューヨークとサンフランシスコ	ニューヨークとサンフランシスコのベストガイドブック	プレゼンテーションの実施
第15回目	学期末試験

教科書	『エスニック･アメリカ』明石紀雄･飯野正子著　有斐閣選書　ISBN4-641-18274-4
参考文献	『ニューヨーク（望遠郷シリーズ）』『サンフランシスコ（望遠郷シリーズ）』、『サンフランシスコ（タビトシリーズ）』同朋舎出版　※いずれも菊池重雄監修および校閲
成績評価方法	プレゼンテーション（2回）：20％、　レポート（1回）：40%、　学期末試験40%
そのほか受講者への指示／メッセージ