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環境科学(マネジメントサイエンス学科対象)

科目
環境科学(マネジメントサイエンス学科対象)
区分
総合科目群
授業コード
14916
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 火/78
単位数
2単位
担当者名
日鼻 宏一
授業の概要
世界各地における局地的豪雨、洪水や猛暑、旱魃などの気候変動は地球温暖化との関連が取りざたされている。また、現代社会が生み出した、ダイオキシンやオゾン層の破壊に象徴される化学物質汚染による健康、生命の危機が指摘されている。このような状況の中、私たちがどのように対処していけるのか、地球環境問題の科学的発生メカニズムと先進的対策事例について学んでいく。
到達目標
地球環境問題の科学的発生メカニズム及び現状と先進的対策事例について理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
地球環境問題 9つの地球環境問題について環境問題の歴史について調べる。
第2回目
地球温暖化 温室効果がスと温暖化の関係二酸化炭素の役割について調べる。
第3回目
地球温暖化防止対策 効率の良いエネルギー利用技術と自然エネルギーの利用、省エネ型設備の事例エネルギー消費の多い産業を調べる。身の回りの省エネ製品を調べる。
第4回目
オゾン層の破壊 オゾン層破壊の現状とメカニズムオゾンホールの場所はどこか。紫外線対策を考える。
第5回目
オゾン層破壊防止対策 フロン回収及びフロンの代替物フロン類はなぜ現在も使われているのか考える。
第6回目
酸性雨と大気汚染 酸性雨の性質と発生メカニズム、大気汚染発生メカニズム酸性雨問題は、どの地域から始まったか。現在の大気汚染の状態は。
第7回目
酸性雨防止対策、大気汚染対策 影響と対策について日本の酸性雨はどこから来ると考えられるか。大気汚染の背景は。
第8回目
ダイオキシン、環境ホルモンダイオキシン類の構造、環境ホルモンとしての性質世界及び日本のダイオキシン問題の歴史について調べる。
第9回目
ダイオキシン対策廃棄物処理場対策と排熱の有効利用新設の廃棄物処理場の規模及び運転方法について調べる。
第10回目
公害典型7公害の現状人の健康または生活環境にかかわる被害が出ていないか調べる。
第11回目
自動車における環境対応エネルギー対策、大気汚染対策、廃棄物対策自動車のCO2対策に関連する設備、システムについて調べる。
第12回目
企業の環境対策循環型社会構築に向けた企業の動きいくつかの企業の環境報告書を集める。
第13回目
まとめ第1回目~第7回目の重点項目について説明各人の質問内容を整理する。
第14回目
まとめ第8回目~第12回目の重点項目について説明各人の質問内容を整理する。
第15回目
期末試験筆記試験講義内容全般をよく整理しておく。

教科書
特に使用しない
参考文献
東京商工会議所「ECO検定公式テキスト」、長沢伸也「環境にやさしいビジネス社会:自動車と廃棄物を中心」中央経済社、環境ビデオ毎日EVR製作、他
成績評価方法
期末試験80%、レポート20%
そのほか受講者への指示/メッセージ
日常生活の中で、環境情報に注目し、得られた情報を共有化し、話題とすることが大切です。

更新日:02/02/2007
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