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哲学

科目
哲学
区分
社会文化科目群
授業コード
10023100501013150026
開設セメスター
3S2S
曜日・時限
春 火/12春 火/56春 木/34秋 火/12
単位数
2単位
担当者名
河野 哲也
授業の概要
哲学の入門的な講義を行います。哲学は、子どもが発するような、素朴だけれども、どんな人の生活にもかかわる重要な問いを考え抜いてゆく学問です。特別の知識も要りませんし、今のご自分の思考力だけで十分です。一緒に以下のような問題を考えてゆきましょう。
到達目標
(1)哲学の基本的問題について考察し、哲学的思考方法を身につけること。(2)自分で考え、自分の意見を表現できる力を身につけること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 講義の概要、講義方法、評価などの説明テキストの全体にざっと目を通しておくこと
第2回目
哲学とは何か 哲学とはどのような学問か、なぜ哲学は必要なのか、何の役に立つのか、哲学にはどのような分野と問題があるのか。テキスト「序文」を読んでおくこと
第3回目
道徳とは何か 道徳と何か。道徳的に生きることはどういう意味をもつのか。テキストの「第1章 道徳」を読んでおくこと
第4回目
政治について 政治とは何だろうか。対立、同盟、権力関係とはどういうものだろうか。テキストの「第2章 政治」を読んでおくこと
第5回目
愛とは何か、エロス・フィリア・アガペーの違い。テキストの「第3章 愛」を読んでおくこと
第6回目
死とはどういうものか。消滅なのか再生なのか。テキストの「第4章 死」を読んでおくこと
第7回目
認識 真理とは何か、人間は正しい認識に到達することができるのか。テキストの「第5章 認識」を読んでおくこと
第8回目
自由人間は自由に行動しているのか、自由意志は存在するのか。テキストの「第6章 自由」を読んでおくこと
第9回目
神と無神論神は存在するのか、「神」は私たちとどう関わるのか。テキストの「第7章 神」「第8章 無神論」を読んでおくこと
第10回目
中間のまとめと質疑応答これまでのテーマを総括する。各自ノートを見返しておく
第11回目
芸術芸術とは何か、人間はなぜ芸術を作るのか、芸術とそうでないものを区別できるのか。テキストの「第9章 芸術」を読んでおくこと
第12回目
時間時間とは何か、時間は実在するのか。テキストの「第10章 時間」を読んでおくこと
第13回目
人間人間はどう定義できるのか、人間主義(ヒューマニズム)は正しい考え方か。テキストの「第11章 人間」を読んでおくこと
第14回目
叡智知識は人間を幸福にするか、ふたたび哲学とは何か。テキストの「第12章 叡智」を読んでおくこと
第15回目
まとめと講評全体の議論の総括各自ノートを見返しておく

教科書
A-C.スポンヴィル『哲学はこんなふうに』(紀伊国屋書店)
参考文献
授業中に紹介します。
成績評価方法
平常点と期末試験によります。
そのほか受講者への指示/メッセージ
哲学の入門的な講義ですので、これまで哲学・倫理を勉強したことのないひとでも受講できます。ただし、テキストの指定箇所(毎回15-20ページ程度)を必ず事前に読んできてください。

更新日:02/01/2007
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