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人間の研究 (教育学部1年生対象)

科目
人間の研究 (教育学部1年生対象)
区分
総合科目群
授業コード
16240
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 金/56
単位数
2単位
担当者名
阿久澤 栄
授業の概要
教育、それは人間と人間の間の営みである。その人間を知ることから教育は始まるのではないか。障害のある人たち(子どもたち)や困難を抱え苦しむ人たちなどの様々な「生きざま」をとおして「人間」にアプローチし、その素晴らしさを共有しながら、人間の未来を考えていきたい。
到達目標
人間の素晴らしさを実感し、その未来を切り開く子どもたちを理解し再発見するための新たな視点を持つ。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
人~そのはかなきもの(オリエンテーション) 本講義「人間の研究」で何を考えるのか。その内容や計画等について確認する。本講義の内容等やその基礎となるものを話すので、全員出席を。
第2回目
「外見」とこころ 人は「外見で」判断することが多いが、それはすべて正しいのか。この視点から人間を考える。特になし
第3回目
「視覚障害」と人間 視覚障害者の生きざまやその障害克服から人間にアプローチする。視覚障害について調べ、仮にいま自分が視覚障害になったら何を考え、どう行動するかを考えてくる。
第4回目
「聴覚障害」と人間 聴覚障害者の生きざまやその障害克服から人間を考える。聴覚障害について調べ、仮にいま自分が聴覚障害になったら何を考え、どう行動するかを考えてくる。
第5回目
「身体障害」と人間 脳性まひ者協会の活動を紹介し、その活動から人間にアプローチする。脳性まひ(CP)について調べておく。
第6回目
「重度障害」と人間 寝たきりの上に常時医療ケアの必要な重度障害児の生活を紹介し、その生活からいのちという視点で人間を考える。特になし
第7回目
「自閉症」と人間1 自閉症の特徴行動を紹介し、そこから人間について考える。(その1)自閉症とは何か。調べておく。
第8回目
「自閉症」と人間2自閉症の特徴行動を紹介し、そこから人間について考える。(その2)特になし
第9回目
「不登校」と人間「不登校」は本人にとって本当にマイナスなのだろうか。この視点から人間について考える。「不登校」について調べておく。特に周辺に不登校になった友人がいた場合はその実状をわかる範囲で。
第10回目
「いじめ」と人間「いじめ」のない社会などあるのだろうか。この視点から人間にアプローチする。「いじめ」とは何なのだろう。その定義を考えておく。
第11回目
「親子関係」と人間最も近いはずの人間どおしの関係、親子関係から人間を考える。講義の中で指示する。
第12回目
人間~大切にされる・認められる様々な問題行動を起こす子どもたちに共通の背景はないのだろうか。この視点から人間を考える。子供たちの問題行動とはどのような行動をいうのか。調べ考えておく。
第13回目
人間~コミュニケーション人間は孤独ではいられない。だとすればそのコミュニケーションはどうあったらよいのか、そこから人間を考える。特になし
第14回目
人間~その素晴らしきもの講義のまとめ講義の中で指示する。
第15回目
まとめ試験を実施する。

教科書
配布資料により講義を進める。
参考文献
講義中に随時紹介する。
成績評価方法
講義への参加度、態度50%、試験50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
人間を考えることは自らを考えることとイコールです。自分自身の問題として講義に望んでほしいと願っています。

更新日:02/12/2007
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