検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

代数学入門(工学部対象)

科目
代数学入門(工学部対象)
区分
自然科学科目群
授業コード
14635146481470914710、14800、14801、14901、14924
開設セメスター
1S
曜日・時限
春 木/12春 水/34春 月/12春 月/34
単位数
2単位
担当者名
菅原 昭博、日下 芳朗、豊田 昌史、橋本 哲、宮永 望
授業の概要
連立一次方程式の諸問題の解決を図りながら,行列,ベクトルについての一通りの知識を身につける.特別の予備知識は必要としない.「代数学I」につながる科目であり,両者合わせて線形代数学の学習ができる.線形代数学は微分積分学と共に工学部生が大学で最初に学ぶ数学として大切な科目である.授業は,演習を交えながら充分の理解が得られるように進める.
到達目標
ベクトル、行列の基本的取り扱いを習得し線形構造の基本を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ベクトルと行列(1) 数ベクトルと行列の定義高校時代のベクトルの復習をしてくること
第2回目
ベクトルと行列(2) 行列の基本計算行数、列数による行列の型に注意すること
第3回目
ベクトルと行列(3) 正則行列と逆行列の定義逆数の定義を復習しておくこと
第4回目
演習(1) 演習行列の基本演算が自由に行えるようにしておくこと
第5回目
連立方程式と行列(1) 連立方程式の行列表現高校時代の連立方程式の解法を復習しておくこと
第6回目
連立方程式と行列(2) 行列の基本変形と基本行列基本変形が連立方程式の変形において何を意味するか考えておくこと
第7回目
演習(2) 演習行列の基本変形を自由に行えるようにしておくこと
第8回目
連立方程式と行列(3)連立方程式の解法基本行列を掛けることがどのような基本変形をもたらすか復習しておくこと
第9回目
連立方程式と行列(4)逆行列の求め方 逆行列が基本行列の積で表現されることを理解してくること
第10回目
演習(3)演習行列を使って連立方程式が解けるようにしてくること
第11回目
ベクトル空間(1)ベクトル空間の定義と線形写像ベクトル、行列の基本演算がないか考えておくこと
第12回目
ベクトル空間(2)ベクトルの独立性、基底高校時代の矢線ベクトルが平行であることの定義を思い出しておくこと
第13回目
ベクトル空間(3)次元と階数行列の階数と像空間の次元との関係を理解すること
第14回目
総合演習演習今までの総復習をしておくこと
第15回目
期末試験

教科書
菅原昭博、『基礎線形代数』、横浜図書
参考文献
なし
成績評価方法
試験の成績(小テストを含む)によって評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
工学部生は全員受講すること.引き続き次セメスターで「代数学I」に接続する.

更新日:02/13/2007
検索トップページ担当別50音一覧