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生物学入門

科目
生物学入門
区分
自然科学科目群
授業コード
10001
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/12
単位数
2単位
担当者名
角谷 直人
授業の概要
生き物は進化の歴史の中で、さまざまな環境に適応して生きてきた。植物でも動物でもからだを構成している物質は基本的に同じであり、今日の生物が共通の祖先から生じたことを連想させてくれる。ここでは生物の起源から人類までの進化を学んでいく。また、これらの進化の基礎になる遺伝子について理解するとともにその応用技術としての植物バイオテクノロジーについても学んでいく。
到達目標
生物の進化の流れの中で、生命がどのように変化してきたのか、また現在の地球の自然がどのようにして成り立ったのかを理解する。進化のもとになるものはなにか、遺伝子の基礎についても理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生物学とは 生物学とは、授業で何を学ぶか。生物と無生物との違いを考えておこう。
第2回目
生命の起源と特性 生命の起源、細胞の誕生と進化、生物の基本単位としての細胞。教科書の関係するところを予習しておく。
第3回目
生物の適応と進化 生物の適応、主に化石からみた進化の証拠。教科書の関係するところを予習しておく。
第4回目
進化論 ダーウィンの自然選択説、現代の進化論。教科書の関係するところを予習しておく。
第5回目
ヒトの誕生 霊長類とヒト、ヒトの誕生。教科書の関係するところを予習しておく。
第6回目
ヒトの特徴 ヒトだけがどうして発展したのか。ヒトの不思議。教科書の関係するところを予習しておく。
第7回目
遺伝の基礎知識 細胞分裂と染色体、メンデルの遺伝の法則。教科書の関係するところを予習しておく。
第8回目
遺伝物質としてのDNADNAの構造、DNAの複製。教科書の関係するところを予習しておく。
第9回目
遺伝情報の発現タンパク質の合成、遺伝暗号。教科書の関係するところを予習しておく。
第10回目
遺伝子工学とは制限酵素、プラスミッド、遺伝子組み換え入門。教科書の関係するところを予習しておく。
第11回目
植物バイオテクノロジー(1)植物バイオテクノロジーの特徴ともたらしたもの。事前の配布物を読んでおく。
第12回目
植物バイオテクノロジー(2)遺伝子組み換え植物とは。事前の配布物を読んでおく。
第13回目
生活と自然(1)生態系のしくみ、太陽エネルギーと物質の循環教科書の関係するところを予習しておく。
第14回目
生活と自然(2)大気環境とその汚染。教科書の関係するところを予習しておく。
第15回目
自然の観察玉川学園の植物を観察し、自然に親しむ。特になし。

教科書
生命と自然/許田倉園監修/玉川大学出版部(本体2400円) 必要に応じプリントを配布する。
参考文献
図説生物の世界/遠山益/掌華房、知っておきたいバイテクの基礎/夏秋ら/理工図書
成績評価方法
授業の区切りごとに小テストを行います。小テストの結果40%、定期試験を60%で評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業は興味をもって聞くこと。生物学の楽しさを知ってほしい。また、日進月歩で発展している、生命科学やバイオテクノロジーについても興味をもって下さい。

更新日:01/14/2007
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