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日本史

科目
日本史
区分
社会文化科目群
授業コード
1013250137
開設セメスター
3S2S
曜日・時限
春 木/34秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
工藤 健一
授業の概要
日本の歴史についての概説であるが、同時に近年の学界における議論・問題等をも紹介する。これにより、歴史学的思考の現在をも考えてみたい。
到達目標
日本の歴史について基礎的な知識を得ること。歴史学的思考とはどのようなものかを理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに 「歴史」とは何か 「歴史」、「歴史学」とはどのようなものか。現在歴史を学ぶことにどのような意味があるのか。といった点について考える。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第2回目
「日本」とは何か 「日本」とは何か。国家or地域or文化…。様々な角度から「日本」を検証する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第3回目
「日本史」をめぐる言説 「日本史」(「日本」の「歴史」)の成立とその背景。現代社会との関係等について検討する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第4回目
身体化される「日本」 我々はどのようなときに自己を「日本人」と認識するのであろうか。身体感覚をキーワ-ドに、文化的、歴史的に検証する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第5回目
「日本神話」という装置 「日本神話」とはどのようなものか。成立と背景を踏まえるとき神話は何を語りはじめるか。あわせて各時代における、神話の受容についても検討する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第6回目
いくつもの「日本」へ 日本列島の社会に残る痕跡と断層。かつて存在した多様な文化と歴史を発掘する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第7回目
北の文化 北海道のアイヌ文化など北方世界の文化と歴史を例に、具体的に列島社会の多様な地域性を明らかにする。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第8回目
南の文化琉球・沖縄などの南方文化を検討。北方文化とあわせて列島社会の多様性の一端を確認する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第9回目
身辺の日本文化身の回りの身近なものから日本文化の特徴を歴史的に検討する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第10回目
環境問題と日本文化各時代の人々が自然環境に対してどのようなアプローチをしてきたのか。現代の環境問題との関連についても考えてみたい。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第11回目
「開発」をめぐる歴史様々な前近代の開発行為を検討する。人々が歴史的に「自然」とどのような関係を結んできたのかを考える。開発行為の背景にある思想・イデオロギーについても検討する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第12回目
イメージの歴史学Ⅰ画像・文学テキスト等を素材に、各時代の人々のイマジネーションの変遷を歴史的に検討する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第13回目
イメージの歴史学Ⅱ肖像画の「名づけ」の問題を手がかりに、我々の歴史に対するイメージの形成と、その拘束力について検討する。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第14回目
総括 再び「歴史」とは何か講義を振り返りつつ、改めて「歴史」の持つ意味、さらに、現在、「歴史」を学ぶ意味を考える。講義形式ではあるが、受講者にコメントを求めるこ
ともありうる。主体的な参加を望む。
第15回目
試験

教科書
方法論懇話会編 『日本史の脱領域』 森話社 2520円(税込み)
参考文献
随時授業時に指示する。
成績評価方法
出席および学期末の試験またはレポートによって総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
「覚える」のではなく「考える」歴史を!

更新日:
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