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地球科学

科目
地球科学
区分
自然科学科目群
授業コード
100085001450021
開設セメスター
3S2S
曜日・時限
春 月/34秋 月/56秋 月/78
単位数
2単位
担当者名
兼岡 一郎
授業の概要
われわれが活動する場としての地球は、約45億年前に太陽系中の惑星として形成され、その後進化を続けて現在も火山噴火や地震などさまざまな現象を生じている。この講義では、固体地球を主要な対象としながら、これまでに進化してきた地球とそこで生じている各種の現象の、結びつきなどについて、総合的な視点からみていくことを意図している。
到達目標
地球に関連した時空間の広がりをもったグローバルな視点から、地球の生成・進化とそこで生じているさまざまな地球現象に対する理解を深めることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
地球とは? 地球自体に対するガイダンス。時空間スケール。地球の形状、構造、構成要素など。授業後に、配布資料の内容について理解したことを確認しておくこと。
第2回目
地球構成物質 元素・同位体組成、鉱物・岩石配布資料の内容についてあらかじめ目を通しておき、授業後はその内容について理解したことを確認しておくこと。
第3回目
地球の時間スケール 各種の年代分類、地質年代表、年代測定法、地球の形成年代の意味同上
第4回目
惑星としての地球(1) 太陽系内の惑星としての地球、地球の特徴。同上
第5回目
惑星としての地球(2) 太陽系形成と凝縮説。隕石のもつ意義。同上
第6回目
初期地球(1) 地球形成、マグマオーシャン、大気・海洋の形成同上
第7回目
初期地球(2) 大陸形成、地殻・マントルの進化同上
第8回目
表層環境変化大気組織変化、表層環境変化と生物の発生・進化同上
第9回目
大陸移動と海洋底拡大プレートテクトニクスに至る道程。大陸移動・海洋底拡大説など。同上
第10回目
プレートテクトニクスプレートテクトニクスの基本的な考え方。地学現象の理解。同上
第11回目
プレートとプルーム、地球内物質循環プレートとプルームの関係、海洋底と海洋島、海山。地球内部における物質循環。同上
第12回目
地震地震波の性質、地震現象、断層と地震など。同上
第13回目
火山火山現象、マグマと火山、グローバルな火山とその意味。同上
第14回目
日本列島島弧としての日本列島の地学的位置づけ。同上
第15回目
学期末試験授業の理解度のチェック。授業内容の復習

教科書
プリント資料を配布。
参考文献
「基礎地球科学」西村祐ニ郎ほか、朝倉書店、2002年。「地球学入門」酒井治孝、東海大学出版会、2003年。「地球・生命」大谷栄治・掛川武、共立出版、2005年。
成績評価方法
試験60%、平常点40%(出席状況など)
そのほか受講者への指示/メッセージ
地球における時間的及び空間的スケールをきちんと把握しながら、総合的な視点から各地学現象の関係を理解するよう努めて下さい。

更新日:01/04/2007
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