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実践の物理学

科目
実践の物理学
区分
自然科学科目群
授業コード
1011850033
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 木/12秋 火/12
単位数
2単位
担当者名
小林 和彦
授業の概要
物理の法則は簡単な式で表わすことが出来るもので実際の現象とよく一致するものや、多くの補正を加えなければ一致しないものがある。簡単な実習で物理の法則とよく一致するテーマを選んで、授業時間に作業を行い物理の法則と測定結果を比較して見ることが目的である。テーマは力学、電気、熱、光学など広い範囲の物理学について学ぶことが出来るように選んである。
到達目標
講義での説明および実験をとおして物理学で扱う様々な現象を実際に体験して身につけるようにする
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 履修上の注意・有効数字の取り扱い授業の進め方、グループ分け、レポートの書き方、数値のまとめ方(有効習字)、などはじめの重要な説明などがたくさんあるので必ず出席すること
第2回目
ガラスの屈折率の測定 半円ガラスを利用して屈折率を測定テキストを読んでから受講するよう心がける
第3回目
金属の比熱測定 鉄・銅・アルミニウムの比熱測定
第4回目
バネ振り子 バネ定数と振り子の周期の関係
第5回目
オームの法則 (1) 電圧、電流、電気抵抗の間に成り立つ法則(1)
第6回目
オームの法則 (2) 電圧、電流、電気抵抗の間に成り立つ法則(2)
第7回目
コンデンサの接続 コンデンサの直列・並列接続と電気容量
第8回目
電気抵抗・電球発熱する物体の電気抵抗の測定
第9回目
力の釣合・力の合成力のベクトル合成、摩擦力
第10回目
等加速度運動斜面上を滑る物体の加速度、速度の測定
第11回目
ネオン管の特性ネオン管が点灯する電圧の測定
第12回目
光のスペクトル可視光の連続スペクトル、線スペクトル
第13回目
気柱共鳴音の波長と音の速度の関係
第14回目
気体の状態変化気体のボイルの法則、シャルルの法則
第15回目
補習上記のテーマの欠席者に対する補習授業

教科書
玉川大学物理研究室編「実践の物理学」
参考文献
改訂物理実験/八千代出版 理科年表/国立天文台/丸善
成績評価方法
データの表・グラフ・レポートおよび出席状況で評価する。試験は行わない。
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業時間、約100分の中に講義(解説)、実験(体験)を行うので、手際よく進めないとテーマによっては時間内に終われないテーマがでできます。教科書の予習を必ずしてください。おもしろいテーマ、役に立つテーマがたくさんそろえてありますので理解しずらいところがあったら必ず質問をしてください。体験授業なので物理的な物の見方、器具、機械の操作などがたいへんうまくなります。毎回、グラフ描きをともなうレポートの作成があります。

更新日:01/15/2007
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