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現代家庭論(平成18年度以前入学生対象)

科目
現代家庭論(平成18年度以前入学生対象)
区分
生活関連科目群
授業コード
101261013950143
開設セメスター
3S2S
曜日・時限
春 木/12春 木/34秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
斉藤 恵子
授業の概要
男女が基本的に同等の権利と責任を果たす存在として公平に位置づけられるようになった現在、女性の社会進出などから、家族の役割分担に変化が生じ、子育てにも大きな影響が出ている。本授業は、家庭を構成する家族を巡る社会状況の変化を捉え、子どもの育ちとの関連を検討すると共に、これからの家庭のあり方や子育て支援を考えていく。新聞記事やインターネットサーチなども取り入れ、受講生自身の意見交換なども交えながら進めていきたい。
到達目標
現代の社会状況と家庭の変化を認識し、家庭と子どもの育ちの関連の理解をする。社会と家庭の役割の基礎知識を深める。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 授業概要家庭・家族について想う事を各自まとめておく。
第2回目
家庭と家族 家族の形態と機能家庭に求めるものはどんなことか考えておく。
第3回目
現代家族 家族形態  
*家族の役割構造
多様化する家族構成を考えておく。
第4回目
家族側面 家族の役割分担とライフコース自身のライフコースを描いてみる。
第5回目
結婚と家庭 性的役割分担と結婚
晩婚化・非婚化
*結婚のメリットとデメリット
結婚のメリット・デメリットを考えてみる。
第6回目
結婚観と家庭観 結婚と家庭
子育てからみる家庭
配偶者の求めるもの、子育てについて考えておく。
第7回目
子どもと家庭 子育ての現状
幼児の生活アンケート報告書から
親の就労と子育てを考えてみる。
第8回目
現代子育て事情子育てと経済
孤立する育児と子育ての外注
地域と子育て
子育ての現状を自分なりに考えてみる。
第9回目
家庭教育と学校教育子どもの社会化としつけ
教育する家庭
離婚による変容
家庭教育につて考えておく。
第10回目
家庭と子どもの非行離婚と家庭
子どもの非行
新聞やインターネットから家庭に関わる問題を確認しておく。
第11回目
家庭の行方*今までの学びから各グループで問題提起
(提起された問題の中から期末試験課題の1つを決める。受講生は試験を受ける立場と出題する立場の双方になる。)
配布したプリントを読み直しておく。
第12回目
多様な家族像子どもを産む・産まない選択
不妊治療を考える
血縁関係にない家族
家族の定義を考えてみる。
第13回目
地域社会と現代家族子育て支援子育て支援について考えておく。
第14回目
これからの家庭のあり方家庭と社会の役割
家族としての働き方
集団としての家庭と個人としての家庭
家庭と社会の関係について考えておく。
第15回目
まとめまとめとして期末試験これからの家庭と社会の役割についてまとめてみる。

教科書
授業中に随時プリントを配布する。
参考文献
参考文献を授業に即して適宜紹介する。
成績評価方法
授業参加度・感想およびコメントと期末試験の総合で評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
*についてはグループディスカッションを予定。グループ構成はランダムにこちらが決めますので一人での参加でも心配は無用。同世代の人たちとディスカッションする事で自分と違う家庭観・情報を得、家族社会学を身近なものにしていきます。授業内の作業になりますので、準備等の必要はありません。

更新日:01/14/2007
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