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心理学 (教育学部1年生対象)

科目
心理学 (教育学部1年生対象)
区分
社会文化科目群
授業コード
1620456203
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 月/34秋 月/34
単位数
2単位
担当者名
木内 亜紀
授業の概要
心理学は、私たちの日常生活に密接に関わっている領域であり、人間の心と行動を科学的に捉えようとする学問です。本講義では、心理学の基礎的な内容を紹介します。本講義を通して、心理学的なものの見方、考え方の理解を深めていきます。
到達目標
(1)心理学的視点から、人間の心と行動を捉えることができる。(2)心理学の専門用語に馴染み、かつ、専門用語を用いて、人間の心理的プロセスを表現することができる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 本講義の説明、心理学とは何か/行動と環境(人間の心と行動を理解するための基礎的事実)心理学で扱う領域について調べてみましょう。「○○心理学」、と呼ばれる領域にどのようなものがあるか調べましょう。人間の脳と心の関係について調べてみましょう。「バカの壁」養老孟司著、参考になるでしょう。
第2回目
行動の動機づけ(1) 欲求と動機づけ動機づけの概念と種類について調べてみましょう。マズロー(A. H. Maslow)の階層性理論について調べて見ましょう。
第3回目
行動の動機づけ(2) 欲求充足の過程・適応人間は欲求をどのように充足させるのか、考えてみましょう。欲求充足の問題と私たちが日ごろ感じる「ストレス」との関連を考えてみましょう。
第4回目
ストレスへの対応 様々なストレス解消法(ストレスに負けないために)日常的に行っているストレス解消法について、身近な人と話し合ってみましょう。
第5回目
環境の知覚 知覚の特徴人間の視覚における情報処理は、カメラとどこが違うか、考えてみましょう。
第6回目
学習と記憶(1) 学習理論「古典的条件づけ」と「道具的条件づけ」について調べてみましょう。
第7回目
学習と記憶(2) 記憶のしくみ「短期記憶」と「長期記憶」の働きについて調べてみましょう。
第8回目
人間と個性(1)パーソナリティ(人格)理論 人格理論における「類型論」と「特性論」について調べてみましょう。
第9回目
人間と個性(2)精神分析論からみたパーソナリティフロイト(Freud)の精神分析理論について調べてみましょう。その理論における、「イド(エス)」、「自我」、「超自我」の3つのパーソナリティの機能について調べてみましょう。
第10回目
人間と個性(3)パーソナリティ形成 / 人格研究法人格形成における環境要因について考えてみましょう。また、人格の研究法には、どんな方法があるのか調べてみましょう。
第11回目
個人とその社会的環境(1)自己概念「自己概念」について調べてみましょう(社会心理学の領域で主に研究されている)。自己意識特性(私的自己意識特性・公的自己意識特性)について調べてみましょう。
第12回目
個人とその社会的環境(2)自己と対人関係(コミュニケーション)ロジャース(Robers, C. R. )の理論における「共感的理解」について調べてみましょう。
第13回目
個人とその社会的環境(3)個人とその社会的環境(3)心理的問題を抱えた子どもを援助するための、コミュニケーションの方法について、共感的理解という視点から、考察してみましょう。
第14回目
個人とその社会的環境(4)異文化コミュニケーション能力/グローバル化社会における教育今日のグローバル化社会において、なぜ、異文化コミュニケーション能力が重要とみなされるようになってきたのか、考えてみましょう。異なる文化的背景の人々平和的に共存していける教育について、心理学の視点から考えてみましょう。
第15回目
まとめ授業内レポート(課題)これまでの授業を復習し、心理学的視点から物事を考えてみましょう。

教科書
教科書は、使用しませんが、随時プリントを配布します。
参考文献
「心理学」鹿取廣人・杉本敏夫(編)東京大学出版会 / 「現代心理学入門4 社会心理学」安藤・大坊・池田(著)岩波書店/「バカの壁」養老孟司(著)新潮社
成績評価方法
出席状況、授業の参加度、レポート課題、試験を総合的に評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
配布するプリントおよび、「授業を受けるにあたって」の自習の指針を参考に、予習を、受講して下さい。

更新日:01/03/2007
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