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生物学入門

科目
生物学入門
区分
自然科学科目群
授業コード
10007
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
安部 直重
授業の概要
地球上に生命が誕生してからおよそ30数億年といわれているが,これまでさまざまな生物が生まれそして消えていった.生物は進化という大きな力によって巧妙な生き方を身につけた.現在地球上では百数十万種もの生物が知られ,未知の生物数はそれを遙かに凌ぐとされている.そしてそれらは相互に関係しあいながら多様性に富んだ生き方をしている.授業では生き物の生命活動を身近な部分から捉え,考えてみることを視点におき,実際の自然観察も取り入れながらヒトと生物の関係についての理解も深める.
到達目標
地球上の多様な生態系の中において,生き物が相互関係の枠組みのなかでバランスを保ち,生き残る術を持ち合わせていることを理解する.ヒトの存在,生産活動が生物に与える影響を考えられる.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生物学とは アリストテレスからクロ-ンの誕生までガイダンス的に,私たちの周囲に展開する生き物の存在を理解する
第2回目
生命の誕生 生き物は元素から出来ている事前配付資料を良く読んでおく
第3回目
生命の基本構造 細胞とは・細胞分裂とその仕組み同上
第4回目
光合成の仕組み 光の吸収・エネルギーの代謝・独立栄養生物・従属栄養生物同上
第5回目
細胞分裂 体細胞分裂と減数分裂の比較同上
第6回目
生殖 無性生殖と有性生殖・初期発生同上
第7回目
遺伝とは 遺伝子がコピーされて新しい世代が出来る同上
第8回目
様々な遺伝の仕組み遺伝子様々な遺伝様式同上
第9回目
生体恒常性スーパーシステム・人間の体温は何故いつも同じか?同上
第10回目
代謝と調節内分泌系・ホルモン同上
第11回目
生体防御免疫系・病気から体を守る仕組み同上
第12回目
動物の行動行動は何故起こるか同上
第13回目
動物の行動生き物の生き残り戦略同上
第14回目
生態系と生物生物多様性と人間同上
第15回目
玉川学園内の自然観察キャンパス内の生き物観察キャンパス内を移動しながら,生物観察をするので歩きやすい準備をしてくる。

教科書
配付資料
参考文献
「生物学と人間」赤坂甲治ら 裳華房 「生命科学入門」丸山工作ら 東京教学社
成績評価方法
定期試験(70点)・毎回授業の要点をまとめ提出してもらい,授業への参加・取り組みかたを評価します(30点)
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業に出席し,内容をよく聞いて自分自身でさらに深く考えることに講義の意義があると考えます.そのため授業では,毎回の授業についてのコメント(簡単なレポート)を求めます.

更新日:02/02/2007
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