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外国史(経営学部1年生対象)

科目
外国史(経営学部1年生対象)
区分
社会文化科目群
授業コード
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 火/12秋 火/34
単位数
2単位
担当者名
菊池 重雄
授業の概要
この授業ではアメリカ合衆国の英雄とされる人物のなかから5人を選び、その生涯とアメリカ合衆国とのかかわりを考察します。具体的には、彼らが一個人としてどのようにアメリカ合衆国を理解し、アメリカ合衆国のかかえる諸問題に向かい合ったかを、合衆国の史的展開に即して学んでいきます。授業ではベンジャミン・フランクリン (Franklin, Benjamin) とトマス・ジェファーソン (Jefferson, Thomas) を考察することでアメリカ合衆国の建国時代を、マーク・トゥエイン (Twain, Mark) にふれることで南北戦争を中心とする19世紀半ばから後半のアメリカ合衆国を学びます。さらに、ヘンリー・フォード (Ford, Henry) を考察することでアメリカが世界最大の資本主義国となる20世紀前半を学び、ヴェトナム戦争を終了させた光の部分とウォーターゲート事件を引き起こした影の部分をもつリチャード・ニクソン (Nixon, Richard) をとおして20世紀後半のアメリカ社会、特に、政治的リーダーと国民の関係のあり方を見ていきます。
到達目標
①授業で扱う5人の生き方と決断を学ぶことで、個人としてどのように国家および世界の発展と積極的にかかわっていけるかを明確にしてください。②この授業は一年次必修科目『一年次セミナー101、102』の人文・社会科学分野におけるバリエーションです。したがって、この授業を受講することによって、「学問とは何か」「なぜ学ぶのか」「意思決定について」「本をどう読むのか」『レポートをどう書くのか」「試験にどう備えるのか」などを実践的に学び(一般科目に即して学び)、2年時以降のほかの科目の学習につなげることができます。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
①ガイダンス
②歴史とは何かⅠ
①「外国史(アメリカ史)」の授業を行うにあたって
②歴史を学ぶことについてⅠ
シラバスを読み、質問事項を整理しておくこと。
第2回目
歴史とは何かⅡ 歴史を学ぶことについてⅡ自分の歴史観(歴史のイメージ)を400字程度にまとめておくこと。
第3回目
日本とアメリカ合衆国 外国(アメリカ合衆国)の歴史を学ぶ意義について自分ののアメリカ観(アメリカのイメージ)を400字程度にまとめておくこと。
第4回目
ベンジャミン・フランクリン (Franklin, Benjamin) の決断 アメリカ合衆国の創造とビジネス・チャンスⅠ予習用プリント『ベンジャミン・フランクリン』を読んでおくこと。
第5回目
なぜベンジャミン・フランクリンはミスター・アメリカと呼ばれるのか アメリカ合衆国の創造とビジネス・チャンスⅡ授業終了後にベンジャミン・フランクリンに関する研究レポートをまとめておくこと。
第6回目
トマス・ジェファーソン (Jefferson, Thomas) の決断 アメリカ合衆国の秩序形成Ⅰ予習用プリント『トマス・ジェファーソン』を読んでおくこと。
第7回目
トマス・ジェファーソンに見るリーダーシップの本質 アメリカ合衆国の秩序形成Ⅱ授業終了後にトマス・ジェファーソンに関する研究レポートをまとめておくこと。
第8回目
マーク・トゥエイン (Twain, Mark) の決断批判勢力存在の意義Ⅰ予習用プリント『マーク・トゥエイン』を読んでおくこと。
第9回目
マーク・トゥエインの提言:アメリカ合衆国が正しく発展するために批判勢力存在の意義Ⅱ授業終了後にマーク・トゥエインに関する研究レポートをまとめておくこと。
第10回目
ヘンリー・フォード (Ford, Henry) の決断資本主義社会の展開Ⅰ予習用プリント『ヘンリー・フォード』を読んでおくこと。
第11回目
ヘンリー・フォードに見る近代化の矛盾資本主義社会の展開Ⅱ授業終了後にヘンリー・フォードに関する研究レポートをまとめておくこと。
第12回目
リチャード・ニクソン (Nixon, Richard M.) の決断冷戦時代を生きるアメリカ合衆国Ⅰ予習用プリント『リチャード・ニクソン』を読んでおくこと。
第13回目
リチャード・ニクソンの栄光と没落冷戦時代を生きるアメリカ合衆国Ⅱ授業終了後にリチャード・ニクソンに関する研究レポートをまとめておくこと。
第14回目
第15回目

教科書
ブラックボード・システムをとおしてプリントを配布する。
参考文献
ロデリック・ナッシュ著、足立 康訳『人物アメリカ史』新潮選書(新潮社)
成績評価方法
プレゼンテーション(10%)、研究レポート(20%)、中間レポート(30%)、学期末試験(40%)
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:
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