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情報科学(経営学部1年生対象)

科目
情報科学(経営学部1年生対象)
区分
自然科学科目群
授業コード
129235292952930
開設セメスター
1S2S
曜日・時限
春 金/56秋 金/34秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
近藤 佐保子
授業の概要
現代社会では、コンピュータはあらゆる分野で利用され、非常に身近な存在になってきている。もはや、現代に生きるわれわれが、コンピュータを中心とした情報技術と無関係でいることは不可能に近い。しかし、忘れてはならないのは、コンピュータは、あくまでも、われわれが一定の目的を実現するための道具だということである。本講では、情報とは何か、どのように活用するべきかという情報科学の基礎を理解するとともに、その道具としてのコンピュータの仕組み、ソフトウェアの利用法、インターネットの特徴と利用法について学ぶ。また、実習を取り入れて、コンピュータの基礎的な利用、インターネットによる情報検索と情報収集、電子メール交換、Webページ作成の基礎に触れる。加えて、実社会の、とりわけ企業における情報システムの実際的利用についての知識も習得する。
到達目標
情報科学の基礎を理解するとともに、道具としてのコンピュータの仕組みやソフトウェアの利用法を習得すること。また、コンピュータの基礎的な利用技術を身につけること。特に、コミュニケーションツールとしてコンピュータを使えるようになること。すなわち、インターネットを利用した情報検索や情報収集、電子メールによる情報交換、Webページ作成による情報発信の基礎などを習得すること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 授業の進め方および、大学の演習室、情報ネットワーク環境などについて確認する特になし
第2回目
コンピュータのあらまし 情報処理とコンピュータの関係、コンピュータの機能と構成、コンピュータの装置の概要、コンピュータの種類、ハードウェアとソフトウェア、コンピュータの歴史などについて理解する教科書「情報処理概論」の第1章(P.9~P.22)を予め読んでおくこと。
第3回目
入出力装置 コンピュータの装置のうち、入出力装置について理解する教科書「情報処理概論」の第2章(P.23~P.37)を予め読んでおくこと。
第4回目
情報の表現 情報表現の単位、文字の表現、数値の表現と種類などについて理解する教科書「情報処理概論」の第3章(P.38~P.52)を予め読んでおくこと。
第5回目
主記憶装置 主記憶装置の性能と特性、アドレス、記憶素子、仮想記憶などについて理解する教科書「情報処理概論」の第4章(P.53~P.58)を予め読んでおくこと。
第6回目
演算・制御装置 論理演算、論理回路、命令とアドレス、演算・制御装置の構成と動作、入出力インターフェースなどについて理解する教科書「情報処理概論」の第5章(P.59~P.72)を予め読んでおくこと。
第7回目
補助記憶装置 補助記憶装置の役割と種類、ファイルの構成、アクセスの方法、ハードディスク装置とその他の各種補助記憶装置について理解する教科書「情報処理概論」の第6章(P.73~P.82)を予め読んでおくこと。
第8回目
通信ネットワークコンピュータネットワークとその構成、通信サービス、LAN、インターネットなどについて理解する教科書「情報処理概論」の第7章(P.83~P.93)を予め読んでおくこと。
第9回目
情報システム情報システムの概要、情報システムの処理方式、クライアントサーバシステム、コンピュータシステムの構成、コンピュータシステムの性能と信頼性などについて理解する教科書「情報処理概論」の第8章(P.94~P.104)を予め読んでおくこと。
第10回目
システム開発の基礎システム開発の概要と設計、プログラム設計とプログラミング、システム開発の手法、プログラミングの技法などについて理解する教科書「情報処理概論」の第9章(P.105~P.119)を予め読んでおくこと。
第11回目
プログラミング言語と言語プロセッサプログラミング言語の概要、主なプログラム言語の種類と特徴、言語プロセッサの種類と特徴などについて理解する教科書「情報処理概論」の第10章(P.120~P.128)を予め読んでおくこと
第12回目
ファイルとデータベースファイルの種類、ファイル処理の基本的な内容、ファイルの構成、ファイルの編成、ファイル管理、データベースなどについて理解する教科書「情報処理概論」の第11章(P.129~P.145)を予め読んでおくこと。
第13回目
オペレーティングシステムオペレーティングシステムの概要と目的、制御プログラムの基本的な機能などについて理解する教科書「情報処理概論」の第12章(P.146~P.156)を予め読んでおくこと。
第14回目
産業社会と情報化セキュリティ管理、暗号化技術、コンピュータウィルスの種類と対策、標準化の問題などについて理解する教科書「情報処理概論」の第13章(P.157~P.165)を予め読んでおくこと。
第15回目
情報と経営経営戦略、ビジネスシステム、エンジニアリングシステム、企業会計、経営工学の基礎などの問題を紹介する教科書「情報処理概論」の第14章(P.166~P.185)を予め読んでおくこと。

教科書
野々村隆幸・安藤明之「情報処理概論 三訂版」実教出版
参考文献
中村文隆「Web教科書 入門編」CQ出版(主に実習用)
石原秀男・魚田勝臣・大曽根匡・齋藤雄志・出口博章・綿貫理明「コンピュータ概論 -情報システム入門 第4版」共立出版
宮内ミナミ・森本喜一郎「情報科学の基礎知識」昭晃堂
橋本洋志・冨永和人・松永俊雄・小澤智・木村幸男「図解コンピュータ概論 ソフトウェア 通信ネットワーク」オーム社
坂和正俊・矢野均・西崎一郎「情報科学入門」朝倉書店
坂村健「痛快!コンピュータ学」集英社文庫
成績評価方法
出席、各回の演習問題、実習に関する提出物、期末テストを総合評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義では、基本情報技術者試験やシステムアドミニストレータ試験などに必要な基礎知識に触れるとともに、時間の許す限り、実際のコンピュータと情報社会の感覚を養うため、実習を取り入れたい。実習では、主として、インターネットとWebページへの理解を深めるため、インターネット上の情報検索と電子メール交換、および、html言語によるWebページ作成の基礎を取り扱う予定である

更新日:01/07/2007
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