検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

ドイツ語初級I

科目
ドイツ語初級I
区分
言語表現科目群
授業コード
10060
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/12
単位数
2単位
担当者名
遠藤 紀明
授業の概要
ドイツ語の初歩の初歩から始めます。ドイツ語って難しい、堅い、というイメージがあるようですが、英語なんかよりずっと簡単です。まず第一に「音」が簡単。母音の数が少ないですし、つづりと発音の関係も規則的ですからすぐ話せるようになります。リエゾン(前の単語の末尾の子音と続く単語の先頭の母音が連続して発音されること)もありませんから、個々の単語を聞き取るのも簡単です。おまけに日本語と同じように「が、の、に、を」(格)がはっきりしていますし語順も似ています。まずはやってみることです。とにかく音声を中心にした授業をやりますが、文法についてもはっきりさせたいと思います。そして、なによりもドイツ語圏ひいてはヨーロッパの文化に触れてもらいたいと思います。
到達目標
まずはドイツ語の音声に慣れること。つづりと発音の関係を体で覚えてもらうことが第1。その次に、ドイツ語の特徴である主語に応じての動詞の変化(人称変化)と、名詞の格(日本語の「が、の、に、を」にあたります)という考え方をしっかり身につけてもらうこと。第3は簡単なドイツ語表現(片言でもかまいません)ができるようになること。以上3つが目標です。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめまして 授業の進め方の説明と、教科書・辞書などの解説。ドイツ語のアルファベートここからちゃんと来て欲しい。
第2回目
アルファベート
つづりと発音
第0課「おはようございます」
もういちどアルファベートの復習を
ドイツ語の母音を中心に発音練習
簡単なあいさつ・数詞①
母音はしっかり大きな声を出そう。
第3回目
アルファベートの小テスト
つづりと発音
第1課「タナカマコトと申します」
アルファベートの小テスト
ドイツ語の子音を中心に発音練習
人称代名詞・動詞の現在人称変化①
ドイツ語って子音だらけなんだよね。
第4回目
第1課「タナカマコトと申します」 つづりと発音の小テスト
動詞の現在人称変化①・疑問詞
最初の文法事項。しっかり理解し、覚えよう。
第5回目
第2課「何をしているの?」 第1課の小テスト
名詞の性・動詞の現在人称変化②
小テストは聞き取りと文法。
第6回目
第2課「何をしているの?」 語順・決定疑問文と答え方
数詞②
ドイツ語の語順は英語とはちょっと違う。
第7回目
第3課「その帽子はいくらですか?」 第2課の小テスト
名詞の格
小テストは休まずかならず受けて。
第8回目
第3課「その帽子はいくらですか?」定冠詞・名詞の複数形「性」・「格」は大事です。
第9回目
第4課「コーヒーが一杯ほしい」第3課の小テスト
不定冠詞
「変化」があるから面白い。
第10回目
第4課「コーヒーが一杯ほしい」所有冠詞・否定冠詞文法用語を理解しよう。
第11回目
第5課「こちらザビーネです」第4課の小テスト
動詞の現在人称変化③
ちょっとひねくれた動詞たち。
第12回目
第5課「こちらザビーネです」名詞の3格・疑問代名詞 wer(誰)
数詞③
「格」をマスターしよう。
第13回目
第6課「何を注文する?」第5課の小テスト
動詞の現在人称変化④
さらにひねくれたやつもいる。
第14回目
第6課「何を注文する?」人称代名詞の格変化・非人称の esここまでで語形変化も一段落。
第15回目
総復習第6課の小テストと前期のまとめおつかれさまでした。
ここまでやると、旅行なんかでずいぶん役に立つはず。

教科書
Deutsch-information(ドイツ語インフォメーション) 秋田静男他 朝日出版社
参考文献
辞書については初回の授業で紹介しますので、買い急がないでください。他は授業中適宜紹介します。
成績評価方法
小テストの累計に平常点を加味します。詳細は初回の授業時に説明します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
まずは休まず出てきていただくこと、そして、大きな声を出すことです。外国語なんだから、うまく話す必要なんかありません。まずははっきりと自分の声を相手に伝えることから始めましょう。そして、なにごとも最初が肝心。覚えるべきことはその時に覚えてしまうという集中力が成否を分けます。毎回ちょっとした宿題を出す予定ですが、それをちゃんとこなしてくれれば必ずできるようになります。そして、一緒に楽しくて発展性のある授業を作り上げましょう。

更新日:01/14/2007
検索トップページ担当別50音一覧