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ゼミ演習I

科目
ゼミ演習I
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
21077
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
小田 眞幸
授業の概要
大学生活の集大成である卒業研究を行うに当たっての準備の最初の段階として、リサーチの方法論、英語による専門分野の文献講読、そしてプレゼンテーションの技術の習得を目指すと同時に、物事を批判的に考え検証して行くための訓練を行う。第五セメスターは、まず、社会生活の中における言語の関わる様々な問題点についてディスカッションを行うことから始め、自分の興味のあるテーマを選んで行く。次に、社会科学の研究方法論について書かれた教科書を読み、自分の興味のあるテーマをこれからどのようにして研究することができるかを考えるという2つのことを行う予定である。研究の成果は11月のコスモス祭で発表をする予定である。
到達目標
セメスター終了時までにコミュニケーションの手段としての言語の研究方法を理解し、自分の研究テーマの枠組みがある程度固められることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
Introduction 2年間の展望・ゼミの運営について教科書・資料の指定箇所は毎回あらかじめ読んでおくこと。
第2回目
Brain Storm Session (1) 応用言語学の様々なキーワードをとりあげ、それぞれの定義を確認する。ディスカッションはFORUMで継続する
第3回目
Brain Storm Session (2) ゼミで扱う領域の確認をすると同時にテーマ選びのヒントを与える翌週までにテーマを絞ってくる
第4回目
研究テーマの発表(1) 卒業研究でやってみようというテーマについて1人5分程度のプレゼンテーションを行う資料の配布は早めに
第5回目
Feedback プレゼンのフィードバックを行う。
第6回目
グループプレゼンテーション(1) 研究テーマの内容をもとに4-5グループに分け、それぞれに関連した概念を含む英文の文献を読みプレゼンテーションを行う。
第7回目
グループプレゼンテーション(2) 同上
第8回目
Reasarch とは教科書のp.5のチェックリストの内容を、それぞれのテーマにあてはめて考える
第9回目
Researchのタイプ(1)&DiscussionSurveyについてこの週から毎週のテーマにしたがって研究方法論についてグループ別のプレゼンを行う。また、授業の後半は任意のテーマについてディスカッションを行う
第10回目
Researchのタイプ(2)Case Studiesについて自分がやろうとしているテーマに最も適しているタイプを見つける。
第11回目
Researchのタイプ(3)Experimentsについて
第12回目
Researchのタイプ(4)Action Researchについて
第13回目
Researchのタイプ(5)Ethnographyについて
第14回目
研究テーマの発表(2)研究テーマの修正案の発表。これをもとにまとめたレポートが今学期の評価対象の一部となる。
第15回目
まとめ

教科書
Martyn Denscombe 2003 The Good Research Guide. 2nd Edition Buckingham: Open University Press
(この教科書は2年間継続して使用する予定である)
参考文献
A. Wray, et al. 1998. Projects in Linguistics. London: Arnold.
Alastair Pennycook. 2000. Critical Applied Linguistics: A Critical Introduction. Marwah, NJ: Lawrence Erlbaum Associates.
崎村耕二 1993. 英語論文に良く使う表現. 東京:創元社
成績評価方法
授業への参加度、プレゼンテーション、期末レポートを総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
FORUMは随時チェックすること。また任意ではあるがMSN Messengerを登録しておくとよい。プレゼンテーションを行うにあたって、担当者に資料の印刷等を頼む場合は、その週の火曜日午後3時までに原稿を渡すこと。

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