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日本の政治と経済
科目
日本の政治と経済
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
23010
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/56
単位数
2
単位
担当者名
小林 幸夫
授業の概要
1955年体制は、長い間戦後日本の政治を特徴づけてきた。この体制は、成立と存続の外的要因といってよい東西冷戦体制が崩壊して、変革(政治改革)を迫られ、そして終った。小泉内閣の下でも、さまざまな分野で改革が実施されてきた。その改革路線は、安倍内閣に引き継がれた。しかし、それが正しい方向であったかどうかはまだ判断を下すことはできない。そこで、戦後日本の政治はどのようであったか?、について考察し、真に改革すべき点はどのような点か、を明らかにし、これからを考える参考にできたらと思う。
到達目標
戦後日本の政治はどのように推移してきたのかを理解する
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
戦前の政治体制
戦前の政治の特徴(統合の中心の変遷)
戦前における統合の中心の変遷について把握する
第2回目
戦後政治の混乱期①
戦後改革
戦後改革の特徴について把握
第3回目
戦後政治の混乱期②
連立内閣の成立と失敗
片山内閣、芦田内閣の政策の特徴について把握する
第4回目
戦後政治の混乱期③
占領から講和へ
吉田内閣の政策の特徴について把握する
第5回目
55年体制下の政治①
1955年体制の成立
鳩山内閣の政策について把握する
第6回目
55年体制下の政治②
日米安保条約の改定
岸内閣の政策について把握する
第7回目
55年体制下の政治③
政治の時代から経済の時代へ
池田内閣の政策について把握する
第8回目
55年体制下の政治④
高度経済成長時代
佐藤内閣の政策について把握する
第9回目
55年体制下の政治⑤
保革伯仲の時代①
田中内閣、三木内閣の政策について把握する
第10回目
55年体制下の政治⑥
保革伯仲の時代②
福田内閣、太平内閣、鈴木内閣の政策について把握する
第11回目
55年体制下の政治⑦
戦後政治の総決算
中曾根内閣の政策について把握する
第12回目
ポスト55年体制へ向けて①
1955年体制の終焉
竹下内閣以降内閣の政策について把握する
第13回目
ポスト55年体制へ向けて②
政治改革
政治改革とは何かについて把握する
第14回目
ポスト55年体制へ向けて③
小泉政権下の政治と、今後の展望
小泉内閣の政策と、今後の日本の政治はどうあるべきかについて考える
第15回目
期末試験
60分の論述試験を実施
この授業を把握する
教科書
石川真澄著『戦後政治史・新版』岩波新書
参考文献
成績評価方法
期末試験を中心に、平常点等を若干加味する
そのほか受講者への指示/メッセージ
日本の政治に関する報道に関心を持ち、チェックしておくことを希望する。
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