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情報文化論

科目
情報文化論
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
2111261116
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 金/34秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
小田 眞幸
授業の概要
21世紀は情報社会とも呼ばれ、メディアの進歩と多様化により我々の生活も大きく変わってきている。この授業では、身近な生活の中から問題点を探りながら、情報のメカニズム、情報と知識、新しいメディアと芸術、異文化への対応、マスメディアとインターネット、メディアと産業、情報ネットワーク社会における犯罪と法律、コンピュータと社会の変化など、情報と文化のかかわりを考察するとともに、21世紀の社会に我々はどのように適応していくべきかを考えてみる。
到達目標
日常生活における様々な情報伝達の形態とそれぞれによる影響について理解し、情報を発する側、受ける側として情報を正しく取り扱えるようになることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
Introduction 情報文化論とは。言語学、社会学を中心に情報文化論の関連領域の概観。毎回授業後1週間以内にBBの指定された場所にFeedbackを書き込む。
第2回目
コミュニケーションとメッセージ1
情報文化論とディスコース
言語学、コミュニケーション論、社会学におけるディスコースについての考え方。教科書01-05をあらかじめ読んでおく
第3回目
コミュニケーションとメッセージ2
メッセージの分析
メッセージの分析方法としての談話分析、内容分析教科書06-07をあらかじめ読んでおく
第4回目
コミュニケーションとメッセージ3
マルチモダル・コミュニケーション
メッセージの形態と媒体について。マルチモダル・ディスコース分析の現状(音楽・色、レイアウトなど)配布した資料を読む
第5回目
コミュニケーションとメッセージ4
メッセージと影響力
コミュニケーションにおける弱肉強食の関係教科書10-12,47-48をあらかじめ読んでおく
第6回目
コミュニケーションとメッセージ5
メディアとオーディエンス
オーディエンスの役割教科書08,15-16をあらかじめ読んでおく
第1回プロジェクト提出
第7回目
情報化社会と政策1
技術革新と知的財産保護
著作権について
第1回プロジェクト発表(1)
教科書29をあらかじめ読んでおく
第8回目
情報化社会と政策2
個人情報の保護
個人情報の保護、名誉とプライバシー Privacy-Markについて 第1回プロジェクト発表(2)教科書30-31をあらかじめ読んでおく
第9回目
情報化社会と政策3
IT化の功罪
デジタル社会の到来:電子政府、電子マネーなどの利便さと落とし穴教科書32,35,49をあらかじめ読んでおく
第10回目
広告とコミュニケーション広告が伝えるメッセージとは。広告と洗脳。広告のモダリティー教科書40-44をあらかじめ読んでおく
第11回目
情報とジャーナリズム1
ニュース報道
ニュース性とは。新聞、ラジオ、テレビの違い教科書17-22をあらためて読んでおく
第12回目
情報とジャーナリズム2
インターネット・ニュース
インターネット上のニュースメディア。印刷版vs.電子版、ML、Podcast配布した資料を読む
第2回プロジェクト提出
第13回目
新時代のメディア1
携帯電話の普及
携帯電話と人々の行動の変化
第2回プロジェクト発表(1)
教科書51-52をあらかじめ読んでおく
第14回目
新時代のメディア2
チャット、BBS、SNS
ネットワーク上のコミュニケーション
第2回プロジェクト発表(2)
配布した資料を読む
第15回目
まとめグローバル化とナショナルアイデンティティー教科書53-58をあらかじめ読んでおく

教科書
吉見俊哉・花田達郎 2004. 『社会情報学ハンドブック』東京大学出版会
参考文献
井上泰浩 2004. 『メディア・リテラシー』日本評論社
成績評価方法
Black Board上のFeedback (20%), Mini-Projects+Presentations (50%), 期末課題(30%)X 出席率 但しそれぞれのプロジェクトについては各1回のやり直しを認め、その結果評価が上がった場合は高い方を最終成績として記録する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義とディスカッションのほか、教室外でもBlackboardを使って継続的にディスカッションを行う。資料の提示や課題の提出は全てBlackboard上で行うのであらかじめ操作方法を理解していくこと。なお、授業内容に関わる事件などが起こった場合は講義の順番を入れ替えることもある。

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