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現代社会とコミュニケーション

科目
現代社会とコミュニケーション
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
2302363024
開設セメスター
2S3S
曜日・時限
春 木/34秋 木/34
単位数
4単位
担当者名
小林 正幸
授業の概要
社会事情を分析する枠組みとしてコミュニケーションを位置づけ、人間関係、およびメディアとの関係を理解するための基礎的知識や分析視座を学ぶ
到達目標
様々な社会問題や日常を含む社会事象を理解する多角的な視角を手に入れ、現代社会で問題視される出来事について考察し議論する力をつけること
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
コミュニケ-ションとは何か コミュニケーション、および社会的コミュニケーションとは何かを定義づける各授業において予習を課す。詳細は授業において説明する
第2回目
相互行為論 G・H・ミードの自我論、H・G・ブルーマーの象徴的相互作用論、メディア論などを概説以下、予習の課題であるが、課題の変更もありうる。その場合、適宜指摘する。
 
 ・うわさについての経験談・意見
第3回目
情報伝播としてのうわさ うわさの心理的メカニズムを集合行動として概説 ・ブランド好きをどう思うか
第4回目
流行・ファッション 現代社会における流行を意味をめぐるコミュニケーションとしてボードリヤールなどから概説する ・テレビのやらせについてどう思うか
第5回目
マス・コミュニケーションの影響力 マス・メディアは我々に擬似環境を提示している。そこdえ、メディアによる現実構成機能について概説する ・心に残っているドキュメンタリーについて
第6回目
ポピュラー文化の考察(1) NHKの「プロジェクトX」を取り上げ、そのメッセージ性に着目して批判的に検討する ・スマップをどう思うか
第7回目
    〃     (2) アイドルのSMAPを取り上げ、ポピュラー文化を見る悦びや問題点について批判的に検討する ・オタクをどう思うか
第8回目
オタク的コミュニケーション虚構世界を親和性をもつオタクが、どのようなコミュニケーションの特徴を持っているのか概説する ・インターネット、携帯電話に対する批判についてどう   考えるか
第9回目
インターネット・携帯電話と人間関係インターネットや形態電話に向けられる批判を対人関係の変貌という視角から検討する ・マニュアル的な対応をどう思うか
第10回目
マクドナルド的世界とマナーファーストフード店に見られる営業スマイルを象徴とする現代的なコミュニケーション形式を社会学的に概説する ・体育会的な先輩・後輩関係をどう思うか
第11回目
世間とコミュニケーション日本的な恥意識、「イエ意識」世間について、行動規範という視点から社会学的に検討する ・理想的な関係(恋人・夫婦など)とはどのような関係
第12回目
親密な人間関係は可能か友人・夫婦・恋人関係において親密になるとは、どのようなコミュニケーションの力について検討する ・『ことばがひらかれる時』(ちくま学芸文庫)を読ん   で感想文
第13回目
コミュニケーションと肌理声が届くとはどういうことだろうか。他者の身体が導くコミュニケーションの力について検討する 以下は適宜指示
第14回目
若者のディス・コミュニケーション現代の若者はやさしいと言われる。そのやさしさの中身や社会性について概説する 授業時に指示する
第15回目
コミュニケーションと公共性ハーバーマスの理論を参考に、批判可能な妥当性要求から合意をめざすコミュニケーションが可能かどうか検討する 授業時に指示する

教科書
橋本良明 編 「コミュニケーション学への招待」 大修館書房
参考文献
授業内において適宜指示。
成績評価方法
レポート課題を課す。及び、授業の進み具合によって、筆記試験を課す場合もある。また、授業態度を重視します。
そのほか受講者への指示/メッセージ
幅広くかつ身近なテーマを対象とするので、授業内で意見を提供してもらいます。
また、指定教科書は必読。

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