授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 語彙/語彙論とは何か | 授業ガイダンス/「語彙」「単語」とは何か | 「語彙論」の授業であなたはどんなことを勉強したい/すると思っているか考えてきてください。 |
第2回目 | 語彙の体系 | 語彙の全体像を把握するための枠組みを考える。
・様々な語彙体系の考え方 | 教科書の第1章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第3回目 | 語彙と語彙量 | 「語彙」について量的な側面から考える。
・異なり語数と延べ語数・基本語彙と基礎語彙 | 教科書の第2章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第4回目 | 語と語形 | 「語」を形の面から考える。
・語の認定方法 ・語の長さ、日本語らしさ、ゆれ | 教科書の第3章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第5回目 | 語種 | 「語彙」をその出自から考える。
・和語/漢語/外来語/混種語 | 教科書の第4章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第6回目 | 語構成 | 「語」について、「つくり」の面から考える。
・合成語/複合語/派生語/造語法 | 教科書の第5章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第7回目 | 語の意味① | 「語」について、「意味」の面から考える。
・語義とは何か。・多義語と同音異義語 | 教科書第6章のp.111まで目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第8回目 | 語の意味② | 「語」について、「意味」の面から考える。
・類義語 ・反義語 | 教科書第6章の残りに目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第9回目 | 比喩と慣用句 | 語の意味が文字通りでなくなる場合を観察する。
・連語 ・慣用句 ・比喩の種類 | 教科書の第7章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第10回目 | 擬声語・擬態語 | 擬声語、擬態語と言われる語群について考察する。 | 教科書の第8章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第11回目 | 語の意味変化 | 語の意味は固定的でなく、変化していくものであることを理解する。・意味変化の原因、・意味変化の傾向 | 教科書の第9章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第12回目 | 語彙と社会 | 語彙をその「使用者」の側面から考える。
・女性語/男性語 ・地域差 ・文体 ・新語 | 教科書の第10章に目を通し、わからないところに印をつけてくること。 |
第13回目 | 辞書 | 様々な辞書について観察する。
・時代別の辞書 ・目的別の辞書 ・特徴と問題点 | 教科書の第11章に目を通し、分からないところに印をつけてくること。 |
第14回目 | 語彙の言語間対照 | 言語によって意味の切り取り方が様々に異なることを観察する。・日英対照の例 ・日本語学習者の誤用例 | 前週に配布するプリントを参考に、言語間で意味に大きなズレのある語例を探してきてください。 |
第15回目 | 筆記試験 | 今学期の学習事項の理解度を測る。 | これまで学んだ項目を見直し、テストに臨んで下さい。 |