検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

政治と現代社会

科目
政治と現代社会
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
2300263006
開設セメスター
2S3S
曜日・時限
春 火/56秋 火/56
単位数
4単位
担当者名
小山 雄一郎
授業の概要
戦後日本の都市において進められてきた「開発」をめぐる政治と具体的な政策を、多様な側面から検証し、政治や政策と市民とのごく身近な関わりについて考える。全国総合開発計画や首都圏整備計画といったマクロな内容から、東京臨海副都心(≒現在の「お台場」)や東京外かく環状道路のような個別の開発に関することまで、幅広い事例を扱いながら、われわれ自身の生活と政治・政策との関係を問い直してみたい。
到達目標
1.政治・政策とわれわれの生活との接点を知り、それに対する自分なりの考えを構築する。2.多様な視点から社会的事象をまなざす作法を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 授業の大まかな流れ、留意点、成績評価方法などを説明する。履修予定者は必ず出席すること。
第2回目
戦後の国土開発と政治・政策① 全国総合開発計画をめぐる政治過程・政策過程などについて論じる。あらかじめ提示した資料を読んでくること。
第3回目
戦後の国土開発と政治・政策② 首都圏整備計画をめぐる政治過程・政策過程などについて論じる。あらかじめ提示した資料を読んでくること。
第4回目
東京(圏)の開発をめぐる政治・政策① 戦災復興の内実とその帰結について論じる。前回授業をふまえて自分の意見をまとめてくること。
第5回目
東京(圏)の開発をめぐる政治・政策② 高度経済成長期の東京(圏)をめぐる政治状況と政策について論じる。参考文献の指示した箇所を読んでくること。
第6回目
東京(圏)の開発をめぐる政治・政策③ 革新都政の誕生とその後の展開について論じる。参考文献の指示した箇所を読んでくること。
第7回目
東京(圏)の開発をめぐる政治・政策④ 多核多心型都市圏開発と東京の「世界都市」化について論じる。参考文献の指示した箇所を読んでくること。
第8回目
臨海副都心開発をめぐる政治・政策①臨海副都心開発計画の発端とそこに絡む政治的意図などについて論じる。前回授業をふまえて自分の意見をまとめてくること。
第9回目
臨海副都心開発をめぐる政治・政策②臨海副都心開発の経過とその帰結について論じる。参考文献の指示した箇所を読んでくること。
第10回目
東京外かく環状道路計画をめぐる政治・政策①東京外かく環状道路計画の経緯と国政・都政の思惑などについて論じる。前回授業をふまえて自分の意見をまとめてくること。
第11回目
東京外かく環状道路計画をめぐる政治・政策②沿線住民の動向と、パブリックインボルブメントと呼ばれる市民参加形態の導入について論じる。あらかじめ提示した資料を読んでくること。
第12回目
東京外かく環状道路計画をめぐる政治・政策③計画の現状と課題について論じる。あらかじめ提示した資料を読んでくること。
第13回目
「都市再生」をめぐる政治・政策①「都市再生」が目指されるに至った経緯や政治的意図などについて論じる。前回授業をふまえて自分の意見をまとめてくること。
第14回目
「都市再生」をめぐる政治・政策②「都市再生」の現状と問題点などについて論じる。参考文献の指示した箇所を読んでくること。
第15回目
全体の総括「開発」をめぐる政治・政策に対して市民はどのように関わることができるのかを総括的に考える。前回授業をふまえて自分の意見をまとめてくること。

教科書
授業時にレジュメおよび資料を配付する。
参考文献
授業時に適宜紹介する。
成績評価方法
平常点、授業内課題、期末試験によって総合的に評価する。評価方法の詳細は開講時に説明する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
参考文献や資料を読んできた上で授業に臨んでもらうことや、その回の授業内容をふまえた小レポートを次回授業時に提出してもらうことがあるので、留意しておくこと。

検索トップページ担当別50音一覧