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パーソナリティ論

科目
パーソナリティ論
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
63069
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
小嶋 正敏
授業の概要
自分や他人のパーソナリティや性格についての関心には、古今東西たいへん根強いものがある。本講は、心理学の立場から人間の性格に関する理解を深めようとするものである。まず、(1)性格をどのようなものと考えるかという基礎的問題を検討し、次に、(2)性格はどのように形成され発達するのかという問題を考察し、さらに、(3)性格の測定と診断の問題を考える。その上で、 (4)性格と知能、人間関係、適応との関連性について論じて行きたい。 
到達目標
人間のパーソナリティや性格に関する心理学的知識と考え方を習得し、自ら課題を探究できる基礎力を身につけること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに:性格心理学の諸問題 授業の概要、性格心理学の学問的意義と諸問題シラバスを読み、この科目に対する自分なりの問題意識をもつ。
第2回目
パーソナリティ・性格とは パーソナリティ・性格の定義、研究史パーソナリティ・性格をどのようなものと捉えたらよいか考えておく。
第3回目
性格の理論 精神分析理論、場の理論、学習理論、現象学的理論性格の理論にはどのようなものがあるか調べておく。
第4回目
性格の類型論と特性論 性格の類型(タイプ)、性格の特性(基本的単位)性格にはどんなタイプがあるか考えておく。
第5回目
性格理解の方法 観察法、面接法、検査法代表的な研究法を調べておく。
第6回目
性格の診断と性格検査 性格検査の実施と結果の分析(実習、レポート)性格検査がどういうものか調べておく。
第7回目
性格の形成と発達 性格形成の諸要因、遺伝と環境自分の性格はどのような要因によって形成されたかを考えてみる。
第8回目
性格形成と家族関係家庭環境、親子関係自分の性格形成と家庭環境について考えておく。
第9回目
性格形成と文化文化とパーソナリティの諸問題、日本人の国民性日本人と他の文化圏の人々との性格の違いについて考えておく。
第10回目
性格と知能知能とは、知能検査、創造性人間の知能とは何か、考えておく。
第11回目
性格と人間関係他者の性格認知、対人関係と性格われわれは日頃、他者の性格をどのように捉えているか考えておく。
第12回目
性格と適性適性とは、職業適性自分の将来の職業を適性との関連で考えておく。
第13回目
性格の正常と異常性格の適応・不適応、問題行動、精神障害性格の不適応から生じる問題について調べておく。
第14回目
性格の適応的変化心理的援助(心理療法)、健康なパーソナリティ心理療法とはどのようなものか調べておく。
第15回目
まとめと試験総括と今後の課題、試験これまでの授業をふり返り、課題を見出しておく。

教科書
授業時に資料等を配付する予定である。
参考文献
必要に応じて授業時に指示する。
成績評価方法
レポートと試験により総合評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ

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