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現代社会と言語

科目
現代社会と言語
区分
比較文化学科科目群
授業コード
62003620046200562006
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 月/56
単位数
2単位
担当者名
小田 眞幸、榎本 正嗣、松本 博文、鈴木 シルヴィ
授業の概要
世界中には大言語から数人しか使用していないものまで多くの言語が存在します。民族とその文化にとって言語の果たす役割を理解し、言語と知的活動、日常生活における外国語の必要性、日本の言語教育と諸外国の言語教育、世界各地で起こっている言語や民族による対立、英語によるグローバリゼーションなど、現代社会にみられる言語の諸問題を取り上げます。 なお授業第2回から13回目までの授業は各教員が3回ごとに1つのテーマでローテーションを組んで展開する。したがって1組は小田>榎本>松本>鈴木、2組は榎本>松本>鈴木>小田、3組は松本>鈴木>小田>榎本、4組は鈴木>小田>榎本>松本の順番で授業を行う。
到達目標
現代社会における言語をめぐる諸問題を言語学的観点から分析する基礎的な能力を修得する。課題を通してノートの取り方、サマリーの書き方など文章表現能力の養成、Blackboardに毎回フィードバックを投稿し、意見交換することやプレゼンテーションを行うことによるコミュニケーション能力の育成、さらに図書館の資料やインターネットを使った情報検索能力の養成も同時に行う。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
現代社会と言語 現代社会における言語をめぐる諸問題毎時間の授業のFeedbackを翌週の木曜日正午までにBBの指定箇所に投稿する。
第2回目
<言語の影響力>
世界の言語  (小田)             
世界の言語とそれぞれのおかれた状況。英語の役割と少数言語の将来。
第3回目
言語の教育  (小田)       外国語教育に関わる諸問題
第4回目
言語とマスメディア  (小田)    新聞や放送における言語使用とその影響力について各担当者の担当部分の終了一週間後に簡単なレポートの提出がある。詳細は開講時指示する。
第5回目
<言語の音>       
音素と音声 (榎本)
音声学と音韻論
第6回目
音配列の制限 (榎本) 日本語に聞こえる音の配列とは
第7回目
言語のリズム (榎本) ピッチ、ストレス、イントネーションなど各担当者の担当部分の終了一週間後に簡単なレポートの提出がある。詳細は開講時指示する。
第8回目
正しい文(松本)規範的アプローチと記述的アプローチ
第9回目
言語と歴史(松本)歴史・社会が言語変化(発達)に及ぼす影響
第10回目
「新しい」ことば (松本)装飾言語、インターネットと言語、若者ことば各担当者の担当部分の終了一週間後に簡単なレポートの提出がある。詳細は開講時指示する。
第11回目
<ポライトネス>
ポライトネスという概念(鈴木)
言語学におけるポライトネスの概念について
第12回目
日本語のポライトネス(鈴木)呼称・敬称・テクノニミー
第13回目
西欧言語のポライトネス(鈴木)    呼称・敬称・人称代名詞の使い分け各担当者の担当部分の終了一週間後に簡単なレポートの提出がある。詳細は開講時指示する。
第14回目
ことばを調べる言語研究の方法を再確認する。
第15回目
まとめ

教科書
榎本正嗣他編著 2003『ことばを調べる』玉川大学出版部
参考文献
開講時指示する。
成績評価方法
期末テスト、担当者毎の課題(4回) BBへFeedbackの投稿をもとに総合的に評価する、詳細は第1回の授業時に指示する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
課題の提出、参考資料の提示などはBB上で行うので操作法を修得しておくこと。なお学校行事などにより授業回数に変更がある場合がある場合は、そのつど授業時に指示する。

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