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スペイン・中南米文学研究

科目
スペイン・中南米文学研究
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
61117
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
川上 茂信
授業の概要
言葉の芸術である文学を、言語の歴史と共に概観する。中世における文学言語としてのスペイン語の確立から現代に至るまで、歴史的な流れに沿って見ていくが、実際の作品は日本語訳のあるものを選んで触れていきたい。関連した映像も随時活用する。
到達目標
スペイン語の歴史と文学についての基礎的な知識を得る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 指定された文献に目を通してくる。
第2回目
スペイン語の「誕生」 ラテン語からロマンス諸語への変化と書記言語としての確立に触れる。 〃
第3回目
中世叙事詩の世界 『わがシッドの歌』を中心に中世の叙事詩を紹介する。 〃
第4回目
物語の系譜 『ルカノール伯爵』を題材に間テクスト的な物語世界をかいま見る。 〃
第5回目
近代のはじまり 『セレスティーナ』を題材にスペイン文学における人物造形について考える。 〃
第6回目
「セルバンテスの言語」 スペイン語の別名にさえなった文豪セルバンテスを『ドン・キホーテ』とともに見る。 〃
第7回目
黄金世紀の演劇 後のヨーロッパ文学に影響を与えた黄金世紀の演劇に、ロペ、カルデロン、ティルソの作品を通じて触れる。 〃
第8回目
理性の世紀からロマン主義へ18世紀から19世紀の文学を概観する。 〃
第9回目
詩人の国ヒメネス、ロルカ等の作品を題材に20世紀前半の詩に見られる豊饒な言語世界に触れる。 〃
第10回目
中南米のスペイン語中南米にもたらされたスペイン語について概観する。 〃
第11回目
中南米の文学 (1)スペイン語に大きな豊かさをもたらした20世紀中南米文学の物語世界を見る。 〃
第12回目
中南米の文学 (2)中南米の詩を読む。 〃
第13回目
女性の書き手たちスペイン・中南米の女性作家・詩人を取り上げる。 〃
第14回目
文字から映像へ『蝶の舌』を素材に、原作と映画の比較を通じて文学の映像化について考える。 〃
第15回目
ロルカとフラメンコロルカの詩がフラメンコにおいてどのように扱われているかを検討する。 〃

教科書
なし。
参考文献
初回の授業時に紹介する。
成績評価方法
毎回の授業レポート (50%) と最終レポート (50%)
そのほか受講者への指示/メッセージ

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