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企業と人間

科目
企業と人間
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
23063
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 木/12
単位数
2単位
担当者名
飯野 峻尾
授業の概要
企業経営にかかわる人間は二つの面を持っている。それは「消費者」という面と、「雇用者」という面である。まず企業経営とは何かを概括的に学び、つぎに二つの面がどのようにかかわっているのかを事例や演習を通して理解した上で、さらにこれからの企業経営における人間のかかわり方を考察する。
到達目標
「自分で考え、判断し、行動し、成果を出す」ということを習得する。ビジネス・マインドを醸成する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
はじめに、企業とは(4月12日) 授業の進め方、テーマの内容などについて説明する。企業経営の今日的実態を理解するため、新聞(出来れば日本経済新聞)を毎日読む事を勧める。
ブラックボード(以下、Bbという)からワード資料、「理解度確認テスト」をダウンロードし、全て解答の上持参すること。またBb上の「1科目の基本」および「2企業とは」を事前に目を通すこと。
第2回目
経営資源、付加価値について(4月19日) 企業経営の構造について、学ぶ。ここでは、経営資源、生産性、付加価値など企業経営の根幹的な課題について、簡単な演習を通して理解する。Bb上の「1科目の基本」および「2企業とは」を事前に目を通すこと。
第3回目
経営戦略(4月26日) 経営戦略の定義、重要性などについて学ぶ。企業事例を通して、経営戦略の意味合いを理解する。教科書第1章の定義、SWOT分析、ポートフォリオ戦略、企業統治について予習をすること。またBb上の「3経営戦略」についても、事前に目を通すこと
第4回目
マーケティング(5月10日)
関心のある企業
企業が生産または調達して製品、商品、サービスを顧客にどのように販売または営業するのかについて学ぶ。マーケティングの基本である、マーケティングミックスと製品ライフサイクルについて事例を通して学ぶことにする。また、1C+4Pを用いて関心のある企業または店舗について、調査する。教科書第2章のマーケット・イン、プロダクト・アウト、4P、製品ライフサイクル、について予習をすること。またBb上の「4マーケティング」も併せて、事前に目を通すこと。
第5回目
生産管理(5月17日) 前回のレポート課題を提出する。
ものづくりの基本である品質管理、原価管理および納期管理を理解する。
教科書第5章の生産要素3M、第一次管理、第二管理および生産形態について予習をすること。またBb上の「5生産管理」も併せて、事前に目を通すこと。
第6回目
マーケティングミックスの発表
演習1
(5月24日)
1C+4Pを用いて調査した企業または店舗について、発表する。
意思決定の重要性について、初級レベルの演習を通して理解する。
Bb上の「演習1」をダウンロードし、全て解答し持参すること。
第7回目
財務管理
演習2
(5月31日)
企業活動の結果と、企業の資産状態について学ぶ。財務諸表である賃借対照表、損益計算表の構造について学ぶ。併せて企業経営における資本の重要性と調達および運用についても学ぶ。
意思決定の重要性について、中級レベルの演習を通して理解する。
教科書第3章の資本の調達先、貸借対照表および損益計算書について予習をすること。またBb上の「6財務管理」も併せて、事前に目を通すこと。
Bb上の「演習2」をダウンロードし、全て解答し持参すること。
第8回目
財務管理(6月7日)損益分岐点分析について学ぶ。教科書第3章の損益分岐点分析計について予習をすること。
Bb上の「コストダウン」をダウンロードし、全て解答し持参すること。
第9回目
コストダウンについて
人的資源管理について
(6月14日)
意思決定という視点から、コストダウンについて学ぶ。
人的資源管理の企業における位置づけ、変遷、決める要因などについて学ぶ。
教科書第4章の人的資源管理の範囲、人的資源管理を決める要因および職層別の基本的視点について予習をすること。またBb上の「7人的資源管理」も併せて、事前に目を通すこと。
第10回目
資格制度(6月21日)人的資源管理のスタートである、資格制度の定義、タイプ、職層別の設計および昇格要領について学ぶ。教科書第4章の求める人材像を明示する「資格制度」について予習をすること。またBb上の「8資格制度」も併せて、事前に目を通すこと。
第11回目
評価制度(6月28日)人的資源管理の運用の鍵となる、評価制度の方式、評価の方法、評価制度の変遷および職層別の設計について学ぶ。教科書第4章の適合状況と課題の析出に役立つ「評価制度」について予習をすること。またBb上の「9評価制度」も併せて、事前に目を通すこと。 
第12回目
育成制度(7月5日)人的資源管理における成長への支援として機能する育成制度の方法および職層別の設計について学ぶ。教科書第4章の求める人材像への到達を支援する「育成制度」について予習をすること。またBb上の「10育成制度」も併せて、事前に目を通すこと。 
第13回目
報酬制度(7月12日)人的資源管理における中心的テーマである報酬制度の範囲、報酬の決定要因および職層別の設計について学ぶ。 教科書第4章の企業経営への貢献度を表わす「報酬制度」について予習をすること。またBb上の「11報酬制度」も併せて、事前に目を通すこと。
第14回目
雇用管理(7月19日)人的資源の採用から退職までの一連の管理過程における、主に法律面について事例を通して学ぶ。Bb上の「12雇用管理」を事前に目を通すこと。
第15回目
試験(7月26日)

教科書
『実践経営学』(飯野峻尾共著、学文社)
参考文献
「人事・労務管理の知識」(日経文庫)、「新・人事労務管理」(有斐閣)、「経営の知識」(日経文庫)、「経営の基本」(日経文庫)、「ケースで学ぶ経営学」(学文社)
成績評価方法
課題レポート(30%)、演習(20%)、試験(50%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
毎回、口頭で問題を出すので、事前に教科書を熟読しておくこと。

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