検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

ゼミ演習I

科目
ゼミ演習I
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
21081
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
丹治 めぐみ
授業の概要
マーティン・ルーサー・キング(1929-1969)研究を行います。公民権運動の卓越したリーダーであったキングは、多くの演説・書簡・インタビューなどの文書を残しています。また、ビデオやインターネットを通して、その肉声を聞くことも可能です。平易な英語で書かれたテキストで生涯たどると共に、重要な文書を原文で読み、その行動と思想の全体像を把握していきます。また、キングの時代を理解するためには、アメリカ史全体の知識が必要ですので、サブ・テキストとして読みやすいアメリカ史の本を用います。
到達目標
1)与えられた資料の英語を正しく読解する。 2)関連する資料を自ら検索する。3)キングの行動と思想について、系統だった知識を得る。 4)現代の日本に生きるわれわれとの関連を考察する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
Introduction ゼミ構成員相互の紹介
アメリカに関する知識とイメージの整理
自分がもっているアメリカに関する知識とイメージを整理しておく。
第2回目
Chapter 1 Being Black in Dixieアメリカ南部は、どのような特性をもった地域なのだろうか。他の地域との比較も含めて整理する。
第3回目
Chapter 1 Being Black in Dixie南部の地域性について調べておく。
第4回目
Chapter 2 Finding Faith(上に同じ)
第5回目
Chapter 3 Mobilizing Montgomery成功をおさめたバス・ボイコット運動の意義は何か。この運動が始まるきっかけを作った女性活動家ローザ・パークスの証言を含めて考察する。
第6回目
Chapter 3 Mobilizing Montgomery(上に同じ)
第7回目
文献探索法 図書館スタッフによる文献探査ゼミ図書館に集合、スタッフの指導を受ける。(日程は図書館と相談のうえ、決定)
第8回目
中間テスト
Chapter 4
Following in Gandhi's Footsteps「非暴力・不服従」の抵抗について
第9回目
Chapter 4Following in Gandhi's Footsteps参考:ヘンリー・デイヴィッド・ソロー「市民としての抵抗」
第10回目
Chapter 5Fighting Back一連の黒人側の運動と白人の抵抗が、日本でどのように報じられていたか、調べておく。
第11回目
Chapter 5Fighting Back(上に同じ)
第12回目
Chapter 6Battling in Birmingham厳しい弾圧が加えられたバーミングハム市における黒人の運動は、世界の注目を浴びた。当時の日本のメディアは、この件をどのように報じていただろうか。
第13回目
Chapter 6Battling in Birminghamキング牧師が書いた文書の中でも名高いLetter from Birmingham Jailを併せて読む。
第14回目
Chapter 6Battling in Birmingham(上に同じ)
第15回目
期末試験試験および夏休み課題の確認

教科書
Amy Pastan, Martin Luther King, Jr. (London;New York: DK Pub., 2004)
猿谷要『物語 アメリカの歴史』(中公新書)
参考文献
クレイボーン・カーソン編『マーティン・ルーサー・キング自伝』(日本キリスト教団出版局)、辻内鏡人・中條献『キング牧師』(岩波ジュニア新書)、Cジョンソン・Bエイデルマン『私には夢がある キング牧師フォト・ドキュメント』(日本キリスト教団出版局)、上坂昇『キング牧師とマルコムX』(講談社現代新書)、ジェイムズ・コーン『夢か悪夢か キング牧師とマルコムX』(日本キリスト教団出版局)
成績評価方法
授業前準備および授業中参加、試験、レポートを総合
そのほか受講者への指示/メッセージ
課題・スケジュールに関する連絡はブラックボードを使うので、随時チェックすること。

検索トップページ担当別50音一覧