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自然環境教育実習I
科目
自然環境教育実習I
区分
生物資源学科科目群
授業コード
13068
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 集中
単位数
2
単位
担当者名
杉本 和永
授業の概要
本実習では、自然環境の把握に必要な観察法・測定法の習得を目標としている。このため、基礎的な測定機器による測定実習、植物・昆虫などの採取方法と標本作製について実習を行い、環境測定の方法についても実習を行う。
実習は、学内および箱根の自然環境実験室(演習林)で集中して実施する。
到達目標
実際の動植物の分類、菌類、土壌生物の基礎的な類別が出来ること。一般的な計測機器の取り扱いと野外での計測が行えるようになること。これらを応用して、自然観察を数値でとらえる能力を得ることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
野外計測実習
GPSの利用と地図の判読。
地形の解読としての方位、傾斜の測定
クリのメーター、高度計、気圧計、温度計の測定実習など
野外で使用する調査用具に精通すること
第2回目
巻き尺、輪尺、測竿、樹高計での測定。
〃
第3回目
植物・菌類の分類と標本作製
植物・菌類の採集と観察
植物標本の作製と保存
動植物の採集方法や標本作製に精通すること
第4回目
植物・菌類の採集と観察
キノコ標本の採集と保存
〃
第5回目
昆虫および動物の分類と標本作製
昆虫採集と観察
昆虫標本の作製と保存
〃
第6回目
動物の観察・捕獲
動物標本の作製と保存
〃
第7回目
野外調査法
植生調査、毎木調査、野外観察の方法
動植物の野外調査方法に精通すること
第8回目
水性生物調査(水生昆虫)
〃
第9回目
昆虫調査
〃
第10回目
動物調査
〃
第11回目
水質・大気の測定
降雨の採水と分析
環境要因となる項目の測定、記録方法を把握しておく
第12回目
大気の測定と分析
〃
第13回目
土壌調査と土壌動物
土壌断面調査
〃
第14回目
土壌の採取と土壌動物調査
環境のインジケーターとしての生物についての調査方法の習得
第15回目
まとめ
総合的な野外測定と観察法
教科書
特に定めない
参考文献
森林立地調査法、各種図鑑類
成績評価方法
実習の参加並びに、課題ごとのレポート提出。
そのほか受講者への指示/メッセージ
更新日:
02/12/2003
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