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遺伝子情報工学
科目
遺伝子情報工学
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
13509
開設セメスター
7S
曜日・時限
春 水/34
単位数
2
単位
担当者名
薬袋 裕二
授業の概要
遺伝子のクローニング、塩基配列の解析、遺伝子の発現解析、組換えタンパク質の発現、その機能解析という遺伝子工学特有の一連の実験進行に沿って授業を展開するが、特にその原理の理解に焦点を当てて講義を行い、最新の遺伝子関連の論文を理解できる力をつける。
到達目標
遺伝子実験に用いる試薬、キットの説明書の内容を十分理解し、トラブルシューティング等も自分で工夫できる能力を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
遺伝子発見の背景
DNAは遺伝子か?
生物学の発展の歴史を想定しておく
第2回目
遺伝子工学の概略
クローニングから機能解析までの戦略
ホートン生化学23章を予習
第3回目
DNAの分離
プラスミドの調整
DNAの構造式を復習
第4回目
DNAの検出
電気泳動、エチジウムプロマイド染色の意味
教科書3章を予習
第5回目
遺伝子操作必須酵素
リガーゼ、DNaseなどの性質
ホートン生化学20章を復習
第6回目
制限酵素
組換えDNA作成における制限酵素の利点
教科書4章を予習
第7回目
DNAの結合
アダプター、リンカーなど
教科書4章を復習
第8回目
トランスフェクション
コンピテント細胞の調整、ペクター
教科書5章を予習
第9回目
ファージ
ファージの生活環と遺伝子操作の道具としての意義
教科書2章を予習
第10回目
組換えDNAの選択
blue-white selection、コロニーハイブリダイゼーション
教科書6章を予習
第11回目
特異的配列の検出
ノーザンプロット、サザンプロット
教科書10章を予習
第12回目
塩基配列の決定
サンガー法
教科書10章を復習
第13回目
PCR
遺伝子診断
教科書9章を予習
第14回目
CATアッセイ
エンハンサー解析
教科書11章を予習
第15回目
遺伝子工学の応用
DNAチップ、トランスジェニック動物
教科書13章を予習
教科書
遺伝子クローニングとDNA解析/太田 次郎 監修/オーム社/3500円
参考文献
新遺伝子工学ハンドプック/松村 正寛ら/羊土社/7700円
成績評価方法
期末試験等で評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
更新日:
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