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職業指導II

科目
職業指導II
区分
農学部教職関連科目群
授業コード
80109
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 火/910
単位数
2単位
担当者名
峯岸 誠
授業の概要
「職業指導I」を受けて、主として高等学校における職業指導にかかわる進路指導を実践的に学ぶ。進路指導は「人生設計」や「人間としての生き方」を吟味し援助する指導であり、その中で望ましい職業観・勤労観の形成と職業選択能力の育成の指導・援助は不可欠である。そこで体験活動や模擬授業、討論等の活動を通して職業指導力を身につける。
到達目標
S:実践的な職業指導をほぼ完全に考察でき、指導力が十分ついている。
A:実践的な職業指導を十分に考察でき、指導力がよくついている。
B:実践的な職業指導の根幹部分を考察でき、指導力がかなりついている。
C:実践的な職業指導の最低限は考察でき、一応の指導力がついている。
F:実践的な職業指導の考察が不十分で、指導力がついていない。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
進路指導と職業指導 「生きる・働く・学ぶ」教育と職業指導の課題勤労と生きることを保障する学校教育の重要性を認識し、職業指導の課題を考える
第2回目
小・中学校の進路指導と職業指導小・中学校の進路指導の実態や課題を考えておき、その改善の視点を明らかにする
第3回目
高等学校の進路指導と職業指導の課題高等学校の進路指導の実態や課題を考えておき、その改善の視点を明らかにする
第4回目
産業社会と人間 科目「産業社会と人間」の目標、内容、特質高等学校で職業指導で「産業社会と人間」を扱う意義を考えておき、指導内容や明らかにする
第5回目
科目「産業社会と人間」の具体的な内容と学習活動
  ①進路と自己実現
産業の発展や社会の変化の生活への影響を考え、職業観・勤労観を培う指導力を培う
第6回目
科目「産業社会と人間」の具体的な内容と学習活動
  ②職業指導の指導体制と履修形態
進路と適性について考えておき、自己実現に向けた職業指導の方法を身につける
職業指導に対する教職員の協力や地域の協力の在り方を考えておく
第7回目
新しい職業指導の形態 高等学校の体験を重視した職業指導「デュアルシステム」とはどのような履修形態かを調べておく。
第8回目
指導計画と指導案先進的な実践例に学ぶ 
(1)小・中学校
小学校・中学校の実践事例を学び、学習指導案作成の参考とする。
第9回目
先進的な実践例に学ぶ 
(2)「デュアルシステム」
「デュアルシステム」の実践事例を学び、学習指導案作成の参考とする。
第10回目
先進的な実践例に学ぶ 
(3)「産業社会と人間」
科目「産業社会と人間」の実践事例を学び、学習指導案作成の参考とする。
第11回目
職業指導の指導計画案を作る高等学校のホームルーム活動における職業指導の指導計画を作成する能力を身につける。
第12回目
職業指導の指導案を作る高等学校のホームルーム活動における職業指導の指導案を作成する能力を身につける。
第13回目
職業指導の授業研究ホームルーム活動における指導実践(1)「自己理解を深める」指導案で模擬授業を実施し、討議で指導力を高め合う
第14回目
ホームルーム活動における指導実践(2)「キャリアプランを立てる」指導案で模擬授業を実施し、討議で指導力を高め合う
第15回目
ホームルーム活動における指導実践(3)「職業意識を持って就職する」指導案で模擬授業を実施し、討議で指導力を高め合う

教科書
高等学校学習指導要領解説「総則編」(平成16年6月一部補訂)文部科学省 発行東山書房
高等学校学習指導要領解説「特別活動編」(平成11年12月)文部省 発行 東山書房
参考文献
「キャリア教育入門」三上隆男著 実業之日本社
その他随時担当教員より指示する。
成績評価方法
試験/レポート、発表、指導案、模擬授業/授業への参加度
そのほか受講者への指示/メッセージ
高校教師として、現代的課題をふまえた職業指導の実践的指導力が問われている。自分自身のキャリアプランとも関連づけて学び、企業関係者や現場の進路指導担当教師の指導も取り入れていくので、職業指導についての実践的理解と指導力を身につけることを望む。

更新日:01/10/2006
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