検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

生態学概論

科目
生態学概論
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
13354
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/56春 金/56
単位数
4単位
担当者名
関川 清広、南 佳典
授業の概要
生態学が扱う問題は,生物の分布と密度,それを決める物理・化学的,生物学的要因とその相互作用である.対象は誰でも目にすることができ,考えたことがある事柄である.非常に多くの種や個体,これらが多様で絶え間なく変化する環境の中で生活し,相互に作用し合っている.そんな特異性と複雑性の中にあって,何らかの規則性を見いだし,何かを予測するのが生態学の目的である.
到達目標
至近的要因である自然環境下で様々な生活を営んでいる生物と環境との相互作用,および究極的要因である進化に関わる地史学的要因について理解を深め,現在見られる様々な生態系を適切に考えることを目標とする.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生態学とは 生態学の研究事例
第2回目
生態学の領域
第3回目
生物と環境 生物と環境の対応
第4回目
環境条件と資源
第5回目
時空間的な分布様式
第6回目
生物の生と死
第7回目
相互作用 競争
第8回目
捕食
第9回目
共生
第10回目
小テスト生物と環境の相互作用についての理解
第11回目
個体群生活史の多様性
第12回目
個体群の安定性と環境資源
第13回目
個体数の変動とr-K選択
第14回目
個体数の多さと存在量の操作
第15回目
期末試験

第16回目

生物群集群集の本質
第17回目
エネルギーと物質の流れ
第18回目
生物多様性と種の分布
第19回目
生態遷移
第20回目
更新
第21回目
植物群集の分類
第22回目
小テスト群集と環境
第23回目
生物群集と環境環境傾度と群集 1
第24回目
環境傾度と群集 2
第25回目
群集構造への競争・捕食・攪乱の影響
第26回目
種の豊富さのパターン
第27回目
保全生態学健全な生態系の持続
第28回目
生物多様性
第29回目
環境変動と生物集団人間活動と環境変動
第30回目
期末試験

教科書
指定しない
参考文献
生態と環境.生物科学入門コース7.松本忠夫.岩波書店(¥2,800)
生態学 =生物のくらし=.藤井宏一.放送大学教育振興会(¥2,097)
現代生態学とその周辺.沼田 真.東海大学出版会(¥3,500)
植物の個体群生態学.河野 昭一 他.東海大学出版会(¥3,000)
新・生態学への招待(全6冊).共立出版株式会社(¥2,200)
環境変動と生物集団.河野 昭一・井村 治.海游舎(¥3,000)
成績評価方法
小テスト(20%),レポート(20%),期末試験(50%),受講姿勢(10%)
そのほか受講者への指示/メッセージ
成績評価法にもあるとおり,授業に積極的に参加する姿勢が望まれる.具体的には,活発な発言や質問が重要である.

更新日:01/16/2006
検索トップページ担当別50音一覧