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音情報処理

科目
音情報処理
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
54771
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/56
単位数
2単位
担当者名
大嶋 良明
授業の概要
本講義では、ディジタルメディアにおける「音情報」を扱います。音声やオーディオは我々にとってはなじみの深いマルチメディアの応用分野ですが、その基盤となる技術はディジタル信号処理、通信理論、知覚情報処理などさまざまな分野の基礎的な知見を巧みに組み合わせたものです。そこでまず前半ではディジタル信号処理(DSP)とくに線形ディジタルシステム、離散フーリエ変換を学びます。後半では音声や聴覚の知見を踏まえてメディア情報としての「音情報」の特性を学び、音声認識やディジタルオーディオなど実世界での応用例について学びます。
到達目標
この授業では「音」をメディア情報としての取扱いを学ぶことで、このような特色ある応用分野に親しみ、理解を深めていただければと考えています。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ディジタルシステムにおける信号表現 イントロダクション、音響処理におけるDSP技術の概観前回の授業で解りにくかった点は遠慮なく必ず指摘してください
第2回目
ディジタルシステムにおける信号表現 ディジタルシステム、標本化、量子化、インパルス応答、畳み込み、安定性、周波数特性     〃
第3回目
ディジタルシステムにおける信号表現 ディジタル領域でのフーリエ変換(DTFT)、DFT、FFT     〃
第4回目
ディジタルシステムにおける信号表現 ディジタルフィルタ     〃
第5回目
音声の情報処理 音声の性質、音声生成のモデル     〃
第6回目
音声の情報処理 線形予測(LPC)による分析合成     〃
第7回目
音声の情報処理 ベクトル量子化による情報圧縮とCELP     〃
第8回目
音声の情報処理音声認識の技法(1)・・DPマッチング     〃
第9回目
音声の情報処理音声認識の技法(2)・・HMM     〃
第10回目
ディジタルオーディオの技術聴覚のモデル     〃
第11回目
ディジタルオーディオの技術MPEG-1、MPEG-2とポリフェーズフィルタバンク     〃
第12回目
ディジタルオーディオの技術変形コサイン変換(MDCT)     〃
第13回目
ディジタルオーディオの技術MDCTの応用(1)・・MP3     〃
第14回目
ディジタルオーディオの技術MDCTの応用(2)―MD、NetMD     〃
第15回目
ディジタルオーディオの技術まとめ     〃

教科書
なし、クラスノートおよびプリント配布による
参考文献
必要に応じて紹介する
成績評価方法
出席50%、レポート50%を目安に総合評価
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:
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