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集団力学

科目
集団力学
区分
マネジメントサイエンス学科科目群
授業コード
14945
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 火/34
単位数
2単位
担当者名
野渡 正博
授業の概要
集団を心理学の側面から理解する.集団力学は集団心理学のことであり,グル-プ・ダイナミックス(Group Dynamics)とも呼ばれている.学生との質疑応答を中心に授業を展開するので,受講生には事前準備(予習)が要求される.さらに,話題を集めているテ-マに関連した教材を紹介し,学生の理解を深めさせたい.また,集団に関するオリジナルな研究成果を紹介する.
到達目標
個人の集合としての集団の持つ心理学上の特徴を理解し,社会心理学の視点からも考察させる.集団力学の基礎的な視点形成を習得させたい.各課題に対する理解度によって総合的評価を行う.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス(1) ガイダンス,自己紹介,研究分野,シラバス説明,他.研究課題:「社会活動における集団力学について考察せよ.」,視聴覚教材(VTR):「5.グル-プ・ダイナミックス/改訂版 人間関係論,放送大学,三隅二不二」→ 討論.シラバスの内容を事前に確認し,理解しておくこと.
第2回目
ガイダンス(2) 概略紹介:「集団行動の心理学(OHP)」,質疑応答,視聴覚教材(VTR):「19.状況の力/心理学への招待」→ 討論,個人課題①→ レポ-ト提出.教科書「集団の心理 グル-プ・ダイナミックス入門」の「集団の中での生活」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第3回目
集団の中での生活 「集団の中での生活」について補足説明,質疑応答,集団問題解決演習:サバイバル・シミュレ-ション「集団の形成(その1)」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第4回目
集団の形成(その1) 「集団の形成(その1)」について補足説明,質疑応答,視聴覚教材(VTR):「20.社会的現実性の構築/心理学への招待」→ 討論,個人課題②→ レポ-ト提出.「集団の形成(その2)」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第5回目
集団の形成(その2) 「集団の形成(その2)」について補足説明,質疑応答.「集団の存続」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第6回目
集団の存続 「集団の存続」について補足説明,質疑応答,視聴覚教材(VTR):「26.心理学の新動向/心理学への招待」→ 討論,個人課題③→ レポ-ト提出.「集団の発達(その1)」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第7回目
集団の発達(その1) 「集団の発達(その1)」について補足説明,質疑応答.「集団の発達(その2)」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第8回目
集団の発達(その2)「集団の発達(その2)」について補足説明,質疑応答,個人課題④→ レポ-ト提出.「集団内のコミュニケ-ション」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第9回目
集団内のコミュニケ-ション「集団内のコミュニケ-ション」について補足説明,質疑応答,視聴覚教材(VTR):「11.職場の人間関係(1)/改訂版 人間関係論,放送大学,三隅二不二」→ 討論.「集団内の同調行動」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第10回目
集団内の同調行動「集団内の同調行動」について補足説明,質疑応答,個人課題⑤→ レポ-ト提出.「リ-ダ-シップと勢力関係」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第11回目
リ-ダ-シップと勢力関係「リ-ダ-シップと勢力関係」について補足説明,質疑応答,視聴覚教材(VTR):「9.リ-ダ-シップ/改訂版 人間関係論,放送大学,三隅二不二」→ 討論.「集団の生産性(1)」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第12回目
集団の生産性(1)「集団の生産性(1)」について補足説明,質疑応答,個人課題⑥→ レポ-ト提出.「集団の生産性(2)」のレポ-ト提出(①要約,②私見・感想,③疑問点)
第13回目
集団の生産性(2)「集団の生産性(2)」について補足説明,質疑応答,
第14回目
補足
第15回目
全体に対する質疑応答個人課題⑦→ レポ-ト提出,授業全体に対する質疑応答,期末テストの説明,授業評価アンケ-ト調査.

教科書
「集団の心理 グル-プ・ダイナミックス入門」/中村陽吉/大日本図書
参考文献
「人間理解のグル-プ・ダイナミックス」/吉田道雄/ナカニシヤ出版,「集団の賢さと愚かさ 小集団リ-ダ-シップ研究」/蜂屋良彦/ミネルヴァ書房,「学習する組織とチ-ムの進化」/上田利男/人間の科学社,「集団行動の心理学」/佐々木薫・永田良昭 編/有斐閣,その他,必要に応じて紹介あるいは研究論文を配布する.
成績評価方法
個人課題/定期試験(50%),提出レポ-ト(30%),質疑応答等の授業中の態度(20%)による総合評価,欠席が授業回数の1/4を超える場合は定期試験の受験は不可とする.
そのほか受講者への指示/メッセージ
学生の積極的な参加による授業運営を目指しています.学生諸君の事前準備と理解度の良否が授業の質を左右します.大いなる自己研鑽を期待しています.

更新日:01/16/2006
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