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デジタル回路

科目
デジタル回路
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
14743
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 火/12
単位数
2単位
担当者名
中村 眞次
授業の概要
現代の、電気/電子機器のほとんど全ては、デジタル回路が組み込まれており制御の高度化あるいは知能化が図られている。デジタル回路の基礎を、スイッチング素子の具体例より考察を始め、論理ゲートと論理代数、組み合わせ回路、等について勉強する。
到達目標
論理関数とデジタル回路の関係を明確にする。TTLやCOMSといった電子回路素子から構成された論理ゲートの構造を理解し、集積回路として設計する基礎を身に付ける。二進数表現を利用し加算器等演算回路を組み合わせ回路として設計できるようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
デジタル量と論理値 アナログ量とデジタル量、サンプリング一般にいわれるアナログ/デジタルの相違をより客観的に考えてみる
第2回目
スイッチング素子 具体的なデジタル値と機械的スイッチデジタル値としての物理量とスイッチの働きについて整理する
第3回目
デジタル値の基本演算 AND、OR、NOT演算機械式スイッチにてANDを実現する方法を考える
第4回目
デジタル電子回路素子 ダイオード回路(AND、OR回路)電気機械式スイッチで排他論理和の実現法を考える。半導体デバイスの基本を復習する
第5回目
デジタル電子回路素子 バイポーラトランジスタによるNOT回路ダイオード回路によるNOT回路の実現
第6回目
デジタル電子回路素子 DTL、TTLによるNAND、NOR回路流水モデル等、可視化モデルによってTTL内の動作を定性的に理解できるようにする
第7回目
デジタル電子回路素子 MOSトランジスタによる基本動作MOS半導体デバイスの基礎を復習する
第8回目
デジタル電子回路素子MOS及びCMOSデジタル回路MOS回路による基本ゲートの構成を考える
第9回目
論理関数真理値表、2入力論理関数論理関数あるいはBool代数の復習
第10回目
論理関数基本論理則、完全系、双対性、標準展開2入力関数のすべてを機械式スイッチで実現することを考える
第11回目
論理関数論理関数の簡単化、カルノーマップ公理によって論理式を簡単化する
第12回目
組み合わせ論理回路デコーダー、マルチプレクサーカルノーマップによって4変数までの論理関数の簡単化を行う
第13回目
組み合わせ論理回路半加算器、全加算器、比較器要求仕様から、その機能を論理関数化する練習をおこなう
第14回目
数系2進数、8進数、16進数、2の補数減算器の設計を考える
第15回目
まとめまとめ及び展望

教科書
論理回路-基礎と例題-/松本光功/昭晃堂
参考文献
開講時に指示する
成績評価方法
期間中の小テスト(3回)60%、期末考査40%の重みで評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/09/2004
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