授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 集積システム概要 | 集積システム設計の一般的紹介、学期中に学ぶこと等 | デジタル・システム、デジタル回路に関して考えをまとめておく |
第2回目 | デジタル回路と論理関数 | 基本論理回路、論理関数、回路の簡単化等、主にデジタル回路で学んだことの復習 | デジタル回路の試験問題を復習しておく |
第3回目 | 符号の誤り検出と訂正 | 符号間の距離、パリティチェック、2次元コード、ハミングコード | デジタル情報の符号化に関して復習しておく |
第4回目 | 論理関数、誤り訂正符号のまとめ、第1回小テスト | 始めの30分程度で今までの重要な事柄をまとめ、その後1時間でテストを行う | 今までの授業で出てきた例題等を良く復習し、試験に備える |
第5回目 | 順序回路の基本 | 状態をもつシステムの記述、状態図、状態遷移表 | 自動販売機、エレベータ制御システム等の内部構造に関して最低限どのような仕組みになっていなければならないかを考えて見る |
第6回目 | 態の簡素化、メモリ素子 | 簡単な帰還回路、ラッチ、フリップフロップ等 | 前回の授業で出題されたデジタルシステムの問題について、状態図、遷移表を作成しておく |
第7回目 | フリップフロップ(FF)の詳細 | RS-FF、D-FF、JK-FF、T-FF、マスタースレーブFF | メモリ素子の状態遷移を正確に検討し、それらを論理式で表すと、どのようになるか考えて見る |
第8回目 | 状態機械のまとめ、第2回小テスト | 始めの30分程度で状態機械、フリップフロップ等をまとめ、その後1時間でテストを行う | 授業で勉強した例題等を良く復習し、テストに備える |
第9回目 | 順序回路の応用 | カウンター、レジスター、演算装置 | メモリ素子をフリップフロップに限定せずより機能の高い、例えばカウンターやレジスターを仮定した場合、デジタル・システムの設計上どのようなメリットが得られるか検討しておく |
第10回目 | ハードウエアの記述法 | レジスタートランスファー言語(RTL)と言語上の要素素子 | 前回の授業に出てきた直列演算装置等の内容を復習して、設計問題として提出されたシステムの構造や記述法を検討しておく |
第11回目 | ハードウエア記述言語(HDL)基礎 | HDLの書き方、簡単な記述例 | ソフトウエアによるハードウエアのシミュレーションと実際のハードウエア記述と本質的な相違がどこにあるか、前回の授業の内容を復習しながら明確にする |
第12回目 | ハードウエア記述例、第3回小テスト | ハードウエア記述例の復習、その後1時間でテストを行う | 授業で勉強した例題等を良く復習し、テストに備える |
第13回目 | より複雑なシステム記述 | 実際にHDLのCADシステムでのハードシステム開発及びシミュレーション | プログラム言語とHDLの相違に関して理解を明確にしておく |
第14回目 | 計算機の記述例 | 簡単なコンピュータの記述を考える | 期末試験に向けて全体の復習を行う |
第15回目 | まとめ及び展望 | | |