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電子計測

科目
電子計測
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
14747
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
後藤 昌彦
授業の概要
今日では、生産現場、公共施設、家庭どこにおいても電気、電子機器が広く用いられている。それらの多くはなんらかの形で電圧や電流を始めとして種々の量を測定する機構を内蔵している。そして、温度や流量を制御したり監視したりしている。このように計測技術は現代の工業技術の根幹をなすものである。変位や圧力などの力学量も結局は電気量に変換されるので最終的には電気計測に集約される。この科目では電磁気計測の基礎的な部分を概観する。すなわち、測定論、誤差論からはじめて、基本的な計測機器およびそれを使った測定方法について解説する。
到達目標
計測の基礎および電子計測における基礎的な電子機器の動作原理とそれを使った計測法を理解する。さらに最近の技術の入門と、社会の中での計測の役割について理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
測定の基礎 測定論、測定原理、測定の不確かさ、不確かさの評価法Web配信資料で予習復習すること;電磁気測定の基礎
第2回目
単位と標準 SⅠ単位系、電圧標準、抵抗標準、標準の供給Web配信資料で予習復習すること;単位と標準
第3回目
指示電気計器 直流計器、交流計器、倍率器、分圧器、分流器、変圧器、変流器Web配信資料で予習復習すること;電気計器
第4回目
直流電気計測器 電位差計、直流ブリッジ、4端子法、テスターWeb配信資料で予習復習すること;電圧電流の測定
第5回目
交流インピーダンスの測定 インピーダンスブリッジ、インピーダンス素子の等価回路、損失Web配信資料で予習復習すること;インピーダンスの測定
第6回目
交流の測定 交流ブリッジ、高周波電圧電流計、周波数計、カウンターWeb配信資料で予習復習すること;インピーダンスの測定
第7回目
波形、位相の測定 ブラウン管オシロスコープの原理、構造、使い方Web配信資料で予習復習すること;スペクトルの測定
第8回目
電力、電力量の測定電流力型電力計、誘導型電力計、高周波電力計Web配信資料で予習復習すること;電力の測定
第9回目
電子式計測器電子電圧電流計、デジタル式電圧電流計Web配信資料で予習復習すること;計測用増幅器
第10回目
時間、周波数、光測定周波数カウンター、光電変換素子、イメージセンサWeb配信資料で予習復習すること;時間、周波数、光センサー
第11回目
磁気測定ホール素子、磁気変調器Web配信資料で予習復習すること;磁気測定
第12回目
信号発生器直流標準電圧発生器、交流標準信号発生器Web配信資料で予習復習すること;基準電圧発生器
第13回目
計測用電子回路OPアンプ、微分回路、積分回路Web配信資料で予習復習すること;オペアンプ
第14回目
デジタル計測AD/DA 変換器、コンピュータインターフェイスWeb配信資料で予習復習すること;デジタル計測器
第15回目
計測のトレーサビリティトレーサビリティ、国際相互承認、認定校正機関Web配信資料で予習復習すること;トレーサビリティーとそのシステム

教科書
菅野著、″電磁気計測″、コロナ社
参考文献
菅野著、″電磁気計測″、コロナ社
成績評価方法
レポート(10点)、ノート提出(10点)、中間試験30点、、最終試験40点の結果と出席点(10点)を総合して評価します。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/20/2006
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